Finale NotePad でKousakuフォントを使う
譜面が読めない私が、楽譜を書く羽目になってしまった。何か良いソフトは・・と検索してみると「Finale」と言うのが良いらしい。昔、ローランドの「ミュージ君」なんてのが有った頃、キーボード(Roland D-10:埃かぶって現存)にPC9801つないで入力出来るなぁと感心したことがあった程度。早速、「Finale Note Pad 2010」という、入門用を1,050円でダウンロード。何とか書き上がったものの、何カ所か手書きする必要に迫られた。
- セーニョ、ダルセーニョがない。
- コーダがない。つまり反復は「||: :||」しか選択できない。
- 数小節に及ぶ長休止記号がない。
- まず、線を引くことで解決する問題は[ツールバー]の[直線ツール]で縦でも横でも斜めでも済ませる。(ダブルクリックの2回目クリックをしたままドラッグする)
- セーニョ、コーダなどの記号は、Kousaku というフォントが同時にインストールされているので、[テキスト・ツール]を選択したときメニューバーに現れる[文字(X)]メニューから指定する。サイズは大きめの[24]位を指定しないと見えない。この設定で図のような配列で記号が入力出来る。
(コーダ[らしき]はKousaku Percussion) - 長休止は、どうにもならず、通常のMS-IMEやATOKの文字パレットから罫線文字を「ボールド」サイズ「42」に設定して2個つないだ。「全休符」を「2分休符」2個に書き直してからすると、うまく隠れてくれる。
当然、印刷上体裁を保っているだけなので、ちゃんと繰り返し演奏をしてくれるわけではないが、音色も指定した楽器の感じで再現してくれる。上位バージョンで作成した譜面については、その通り繰り返しも再現できる互換性を持っていると書いてあった。結構優れものだと思った。ちなみに、10,000円ぐらいから最高峰のFinale 60,000円超までいろんなバージョンがある。
まぁっ、作曲ができるわけでもないので、しばらく1050円をしゃぶり尽くそうと思う。