Priusに電源コンセント増設
Priusには、基本的にシガーライターがない。禁煙して1年・・・良かった~。そこでセンターコンソールのボックス内に設置されている、電源コンセントとしてのシガーライターソケットを拡張して、3連のスイッチ付きソケットをシフトノブ横に取り付ける。
プラグは分解して、小さな穴でも通せるようケーブルだけにしておく。
もしケーブルが短い時は、適当なケーブルを半田付けして延長する
もしケーブルが短い時は、適当なケーブルを半田付けして延長する
- まず、3連ソケットを、操作しやすく、運転の邪魔にならないところを選んで貼り付ける。電源につなぐコードも隠しやすい位置を選ぶと良い。内部に配線するためセンターコンソールを分解するのだが、とっかかりはシフトノブ周りからである。赤矢印の所をドライバーなどに布を巻いてこじ開ける。 ワイアハーネスは外さずぶら下げておく。
- 次は、ボトルポケットからオーディオ周りのインパネまで繋がる細長い部分を外す。ボトルポケットに手を入れ、両手でよいしょと持ち上げると、ずぼっと抜けるように浮いてくる。決して大きく持ち上げないこと。適当に浮かしておいてオーディオ付近を真上に浮かすように取り外す。後は一番細いところが折れないようにして完全に撤去する。
- 肘掛けになっている蓋を開け、内部のボトルポケットを取り外す。
図のようにコンソールパネルアッパーを後方へこじ開け、抜くように取り外す。 - コンソールボックスカーペットを取り除くと4本のボルトが見える。先ほどのパネルアッパー部のボルトと合わせて5本を取り外す。
- コンソールボックスASSYリアを両手で挟むようにして、後ろへスライドさせると全体が外れる。この時、大きく後ろへ引きすぎると内部配線が引っ張られ、被覆が破れたりして思わぬ故障を招くので要注意。
- 図の黄色い丸の辺りに、コンソールボックス下の空間(3連コンセントを貼り付けたすぐ下の空間)との隔壁(コンソールの足)がある。ここに、配線を通すための穴を開ける。青い線のようにコンソールのマウンティングブラケットの下を通して、一番下から取り出す。
ブラケットはバリがあり、すぐ手が切れるので要注意。 - コンソールボックスASSYリアを配線に気をつけて逆さにする。黄色い丸の部分のツメを外すと側面に余裕ができるので、電源ケーブルを元々あるハーネスに沿わせて埋め込む。
AUX端子と電源ソケットの隙間(青丸)に5mm程度の穴を開けて、ケーブルを通す。 - 取り出した電源ケーブルにシガーライタープラグを元どおり半田付けしてソケットに差し込んだら、余ったケーブルをコンソール取付ブラケットに噛まないよう引き戻しておく。
- さて、外したものを順番に戻していく。コンソールボックスASSYリアを前方向に差し込み5本のボルトを締める。コンソールパネルアッパーを差し込み、回転式ポケットの付いたパネル(インストルメントクラスタフィニッシュパネルSUB ASSY)をパンパンとはめて、シフトノブ周り(インテグレーションコントロール&パネルASSY)をパチンと取り付けるとすべて元どおり。ボックス内のカーペットも忘れず・・・