11月 20 2015

悪評レビューの多い周波数カウンタを買う

 前々から自作したノード用送受信機(DVSP2 プロジェクトを楽しむ!!)のデビエーション(周波数ずれ)を簡単に測定できる手軽なものはないかと物色していました。

 そこで見つけたのが左の商品。まぁこれが不評の嵐のようなレビューを平気で載せていました。でも、よくよく読んでみるとその苦情はほとんどの人が盗聴器発見用として購入したお客様のようです。

 中にはアマチュア無線家なのか、周波数カウンタとしては結構いけるぞというレビューを寄せている方も居られました。その方の仰るには50MHz~2.4GHzという仕様にも関わらず28MHz帯でも使えたとのこと。私の場合2m(VHF)と430MHz帯(UHF)だけでいいのでこのレビューに賭けてみることにしました。

679 さすがに不評の商品、届いてすぐ電源を入れようとすると(操作法は前もって調べておいた)、全く反応しません。きっと入っているはずの電池が入ってないか放電してしまっているのではと裏面の4本のビスを外し、006P(9V電池)を取り出しました。

 計測の結果は写真のとおり9ボルト無ければいけない電池が2.5ボルトしか有りません。

671 近くの電気屋さんまで出向いて税別191円(税込み会員割引5%の195円)で安心のPanasonic 006Pを仕入れてきました。

 Panasonicの「P」文字の上のトリマーをいじるとエライ目に遭うというWEB上のどなたかのアドバイスを尊重してそっと蓋をしました。

JM1LJS局の取扱説明書

676

675分解能100Hzで相対的に測定した結果、自作ノードと無線機のデビエーション測定程度なら充分に使えることが判明しました。
ID-80 145.040MHz
GY560 145.0399MHz
ID-80 433.440MHz
GY560 433.4397MHz

 盗聴器発見用に購入された方は中国語(裏面英語)のA4一枚のマニュアルと、受信感度が低く抑えられているため相当近づかないと発見できないことに不満を持たれるのですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください