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野尻宿~須原宿~倉本駅

2010年6月6日(19132歩/3時間15分)



  あっという間に、9ヶ月も経ってしまった。三度、「庭田屋」の前に立つ(左・左写真=10:46)。  左に折れて、中山道に入る。
  右にカーブしながらしばらく進むと、Y字路にくる(左・右写真=10:56)。  ここは直線の右手へ進むのだが・・・

  ちょうど交差点の写真を撮っている右側に、「野尻宿本陣跡(明治天皇御小休所)」がある(右・左写真=10:59)。
  上り坂が平坦になった頃、丁字路にぶつかる。 左折して、一段下の道に折り、右折する。 一段したの道は、先ほどのY字路を左にとった道である。

  踏切を越えて、またJR中央線沿いを歩く(左・左写真=11:10)。とても気持ちのいい景色と空気である。
  しばらくすると、左手後ろから来た道と合流する(左・右写真=11:15)。 実は踏切を渡る手前から左に入り、この合流点に左手後ろから来る道が中山道と書かれている文献があるのだが、入り口が分からなかった。 (Google地図のグリーンライン)

  踏切を渡って(この辺の踏切には「仲仙道」と書かれている)、しばらくすると国道19号線に出る(右・左写真=11:23)。 左側(木曽川寄り)に、ず~っと側道があり、安全に歩ける。
  今回は休憩しなかったが、「道の駅 大桑(木楽舎)」(右・右写真=11:25)も有り、真夏などはオアシスだ。

  左下を走っていた中央線がいつしか消えて(トンネル)、大きく右カーブした後長い下り坂となる。 坂下には、大桑の街が見下ろせる。坂を下りきったところに横断歩道があり、右側となったJR線を渡ると旧街道に入る(左・左写真=11:38)。
  大桑の駅を過ぎた辺りの街道に小橋がある。「上田沢(かみださわ)」と言う小川に架かる橋であるが、 この沢に沿ってY字路を右に取る(左・右写真=11:42)。

  沢は右手に離れていくが、山肌に沿ってどんどん登って行く(右・左写真=11:48)。途中右手に「天長院」というお寺がある。
  もう少し、我慢して登りきると、丁字路に突き当たる(右・右写真=11:55)。 前回(2006年9月)に来た時にはこの突き当たりに保育園があったのに・・・。

  丁字路の峠を左へ下りるとすぐにY字路になっているが、右手に下りて行く(左・左写真=11:57)。
  小川づたいにどんどん下りて行き、平坦な道になった頃、突き当たりが見えてくる(左・右写真=12:07)。 この丁字路を右に進む。逆方向から来ると見逃してしまいそうだ。

  ちょっとした集落を抜けると、国道方面から上ってきた道と合流し、大きく右にカーブする(右・左写真=12:11)。   ひんやりとした木々の間を抜け得るといきなり眺望が開け、 これから渡る水色の橋の向こう、山の中腹に「岩出観音」が見える(右・右写真=12:13)。

  集落を抜けると、またしばらく中央線と木曽川を左下に見ながら進む。踏切を渡るといよいよ須原の宿場町である。 このまま真っ直ぐ行けば「定勝寺」、という門前下に脇道が有る(左・左写真=12:33)。この左の脇道が中山道である。
  駐在所の黄色い看板の向こうに常夜灯のある丁字路がある(左・右写真=12:35)。右に折れて先ほどの真っ直ぐ行けば・・・の道に戻る。

  文献には、「枡形を折れて定勝寺の門前に突き当たる」とある。正に石段下ではないがここしか門前には出られない(右・左写真=12:40)。
  緩やかな坂を上っていくと「水舟」と呼ばれる水飲み場があちこちに見られる。左にカーブをして「本町」に入ると、 先ず、左側に「脇本陣」、少し先の右側(須原駅手前約200m)に「須原宿本陣跡」がある(右・右写真=12:47/11257歩)。

  須原駅前を下って、国道の側道を行く(左・左写真=12:52)。

  すぐに、小さな橋の手前で歩道が国道から離れて、中山道となる(左・右写真=12:54)。

  小高いところを迂回して、また国道の歩道となる(右・左写真=13:01)。 ここから20分ほどはこのまま右側道を進む。
  途中、間違いそうな分かれ道が有るが、これは糸瀬山の登山口へ続く道で、中山道はさらに国道を行く。

  木曽川側に赤い屋根の建物(喫茶店?)が木々の合間に見えてくる。

その少し先に横断歩道があり、これを渡って左脇道に入る(左・左写真=13:17)。
  昔を偲ばせる風情の小道もまたすぐに国道へと上っていく(左・右写真=13:23)。
  国道の向こうの小高いところへ、中山道は続いているのであるが横断歩道はおろか、踏切もない。 ガードレールの切れ目には「入るべからず」とある。国道を行く。

  「池尻」という集落の中を旧街道は通っている、国道からの降り口が無いなと思いつつ来てしまったが、 どうも旧街道としてか生活道としてかは不明だが、改修工事をしている。 次、来ることが有ればちゃんと旧街道を歩こうと思いつつ国道を行く(右・左写真=13:39)。
  中山道が国道と合流する「池の尻(いけのじり)信号」(右・右写真=13:42)。

  「万場信号」を過ぎてしばらくすると中山道色(オレンジのような茶色)に塗られた歩道橋がある(左・左写真=13:49)。 これを渡りきったところを右折して中央線の高架をくぐり暫く上っていく。
  左へ、戻るように急坂の草道がある。本来は山中を来て、この辺で沢を渡り、この坂道を登ったのだろう(左・右写真=13:52)。

  上り詰めると集落内のアスファルト道に出る。ここを左に取り集落内を進む(右・左写真=13:54)。
  途中、上りと下りのY字路があるが左へ徐々に下っていく(右・右写真=13:56)。

  左下に「倉本駅」が見える丁字路。中山道はこのまま真っ直ぐであった(左・左写真=14:00)。 今は、JRを越えて国道19号線に出られないため左折して倉本駅横のガードをくぐって国道19号線へ出る(左・右写真=14:02)。
  駅は無人なので、下り方面はガード手前の階段を上がって直接ホームへ行く。何とか2時間に一本の2時16分発に間に合った。

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