5月 14 2011

職人の工房訪問 =ギター&伝統工芸編=

Hino WAN

 久しぶりに、北川木工を訪ねることにしたのは、彼の創る日野椀がひとつほしいと思ったからである。・・・が、もうひとつ先日テレビのインタビュー番組で紹介されたとき新しくできた展示室(ギターと日野椀のコラボレーションスタジオ)が写っていたので見たかったのである。

 これは、紅色を基調に木目を生かしたデザインの椀。飾り棚の上で私を呼んでいるようであったので何の迷いもなく手にとった。

Claftman KITAGAWA

 きっとここを訪れるギター好きは、居心地のいいところだなと誰しも思うだろう。
 彼の手にしているギターは、そのとき名古屋から電車とバスを乗り継いでやって来た若きギター職人が、その勉強中に造ったギター6本のうちのひとつである。制作者を前にしてその作品を弾かせてもらったのは初めて。いい響きだった。将来は自分の工房を持ちたいとのことである。

 バイオリン作りにイタリアの工房に飛び込んだ人や、スペインでギターを作る人などのドキュメントを見るのが、私はとても好きで興味を引かれてきた。人間の指先に無限の可能性と世代を重ねる少しずつの進化を見る。
北川さんの了解を得て掲載しました。(無断転載禁止)

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