TLMForwarder テレメトリー転送プログラム
10月
2
2023
初めてのPythonで一部紹介しました衛星のテレメトリーをSatNOGSに転送するプログラム（GreenCube/LEDSAT専用）を公開します。
| ソフトウェア名 | TLMForwarder v.1.0.18 |
| 目 的 | GreenCube(IO-117)とLEDSATの運用に際して、このプログラムを立ち上げておくと、自動的にテレメトリーのみSatNOGSへ転送します。またパネルを切り替えるとテレメトリーの送信状態及びデジピータによる交信状況を確認できます。 |
| 制作・著作 | JE3HCZ / Yosh Todo (Xアカウント @Day_Tripper0) |
JA3TDW 浅井様
情報提供及びテスト運用、有り難うございました
Download
ファイル名をクリックして戴くと当方のサーバーから直接ダウンロードできます。
ファイル構成
| 解凍時: | ||
| TLMForwarder.exe | プログラム本体（Python) アップデート時はこれのみ既存フォルダーへ | |
| TLMForwarder.ini | SETTINGSで設定した値が保存されるファイル（直接編集できますが書式に要注意） | |
| TLMForwarder_ini.txt | iniファイルを直接編集等で起動できなくなった時はこの内容をコピーしてください。 | |
| image.png (626x350 px) | お気に入りの画像を規定のサイズに加工してimage.pngで保存すると、画像を変更できます。 | |
| README.txt | この解説内容が入っています。 | |
| 起動後生成: | ||
| result.png | image.png に所定の文字を付加した実際に使用するファイルです。 | |
| TLE.txt | 所定の軌道ファイルから衛星リストを抽出したファイルです。 | |
インストール
- ダウンロードしたZIPファイルを解凍します。
- TLMForwarder.exeをダブルクリックで立ち上がります。
- まず[SETTINGS]で設定をしてください。 設定後起動しなくなった時はTLMForwarder_ini.txtの内容をTLMForwarder.iniに上書きしてください。
- 緯度経度はテレメトリレポートに組み込まれますので、正確に小数点以下2桁にN又はEを付けてください。
- 初期設定でログフォルダがCドライブ直下に作成されますので、設定でログフォルダを変更した場合は削除してください。
- KISS Address及びKISS PortはSoundmodemのdeviceと合わせてください。
- TLE Sourceは今のところ選択肢は有りません。
- その他 Report to, Screen Time, Forwarding, LastUsedは、運用時のオペレーションがそのまま随時設定に反映されます。
バージョン
| バージョン | リリース日付 | 変 更 内 容 |
|---|---|---|
| v.1.0.18 | 2023-10-02 | 転送するTelemetryの種類をSatNOGSの制限を受けないID 761a、3612に限定（データ長 101バイト） |
