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亀山宿~庄野宿~石薬師宿~四日市宿
2011年2月6日(36176歩/6時間18分)
JR草津線と関西本線で鈴鹿山系を越え、亀山へ。残念ながら期待に反して曇りがちの天気。
ウォーキングの日は子供のように電車の一番前に乗る(左・左写真)。
「
亀山城跡」の見える今日のスタート地点。左へ県道647号と書かれているのが前回来た旧東海道。
この交差点を右に取り、まず亀山宿の本陣をめざす(左・右写真=9:09)。
閑静な住宅街をS字に抜けると「江ヶ室交番」のある交差点に出る。ここまで道路は旧街道らしく黄土色に塗られている(右・左写真=9:17)。
右に折れて歩道をほんの50mほど行った所にくだもの屋さんと並んで「SHARP」の看板がかかっているビルがある。
その前にあるアーケードの柱に[
樋口本陣跡]と記された木札が掛けられている(右・右写真=9:22/768歩)。
次の信号の有る交差点で左側の歩道に渡っておくと良い。
信号を越え次の丁字路、「第三銀行」前「東町バス停」を左折する(左・左写真=9:30)。「
江戸口門跡」
石の鳥居が建っており「これより西、亀山宿」の立て札がある。
「能褒野神社(のぼの)」とは日本武尊(やまとたけるのみこと)が亡くなった地であるらしい(左・右写真=9:43)。
鳥居からすぐ、「亀山ローソク」という工場の前を通る。
東海道とは関係がないが、私の住む地域(滋賀県)のお仏壇には必ずこれがある(右・左写真=9:45)。
[栄町]信号。江戸口から少し来た所に、左折して北上する「
巡見道」についての立て看板があったが、
現在ではこの交差点がそれにあたると言える(右・右写真=9:48)。(306号線は滋賀・多賀大社へつながる)
東海道は306号線を横切って直進する。しばらく行くと左手に一目で一里塚とわかる樹木が見えてくる。
「
和田一里塚跡」である。
「石上寺」の横を下って古い集落を進んで行くと、二股の分かれ道に来る。右手の電柱に<
東海道]の案内が有る。
県道28号(旧国道1号線)[和田]信号に接してまたすぐ左へ逸れていく(右・左写真=10:07)。
少し行った右歩道脇に「
和田道標」が建っている。「
従是神戸白子若松道」と記されており、
亀山城下から亀山領若松港へ至る重要な分岐点であったと案内が有る(右・右写真=10:09)。
旧東海道は国道一号線亀山バイパス高架をくぐる(左・左写真=10:14)。
さらに集落を抜けると丁字路にぶつかるので、右折する(左・右写真=10:20)。
国道一号線の歩道橋を渡り、関西本線沿いに井田川に入る(右・左写真=10:22)。
井田川駅前を通り、右へ大きくカーブすると関西本線の踏切を渡る。
そこから100m余りの三叉路に「←
地福寺」と書かれた看板が立っているので、ここを左へ上る(右・右写真=10:37)。
集落を進んで行くと左へカーブしてすぐ分かれ道に遭遇する。ここは県道としては右へ続くのだが、旧東海道は左方に直進する(左・左写真=10:42)。
間もなく、「安楽川」という「鈴鹿川」の支流ににあたる。昔は真っ直ぐ対岸の「川俣神社」へ渡っていたのだろうが、
右手に見える橋に迂回する(左・右写真=10:46)。
橋を渡り、左手へ坂を下りたところに見える鎮守の森が「
川俣神社」である(右・左写真=10:51)。
すぐ南を流れる鈴鹿川沿いにも「川俣神社」があり、これから先にもいくつかの「川俣神社」が存在する。
中冨田という集落の入口にある「常念寺」という寺。ちょっと間違いそうだが右手直進(右・右写真=11:03)。
集落の中程を過ぎると、右手に鳥居が見えてくる。これも「川俣神社」である。
もともとその東隣に高札場と「
中冨田一里塚」があったらしいが、いまは境内に石碑が建っている(左・左写真=11:06)。
「この先通行止め」にはっとしたのだが、旧東海道はその堤防道ではなく[
現在地]から左手にへ続く道と分かり、
ほっとした(左・右写真=11:10)。
さて、[汲川原町]信号は国道1号線と県道637号線が高架で交わりその交差点を旧東海道が斜めに突っ切るという構造をしている。
タイヤ屋さんの右(本来東海道)を行っても歩道の柵を越えればいけるが、左側を迂回(右・左写真=11:21)。
まず、左へ1号線を横断。そこから右へ県道を横断すると旧街道の入口となる(右・右写真=11:23)。
旧街道へ入ってすぐ、さらに左の脇道へ入る(左・左写真=11:27)。
庄野の集落を進んで行くと、ちょうど中心かなと思える辺りに十字路が有り、
その左角のポストのある庄野集会所が「
庄野宿本陣跡」である(左・右写真=11:37/13921歩)。
旧小林家住宅である「
庄野宿資料館」過ぎて、宿場の外れの信号へ来ると、その先はコンクリート工場になっている(右・左写真=11:47)。
十字路になっているが右へ折れ、坂を上って国道の信号を左折する。つまり、枡形である。
国道1号線の様子。東京まで408.5Kmの標識が見える。もう京都を出発して90Kmほど来たことになる(右・右写真=11:54)。
鈴鹿川沿いに大きく右にカーブし、さらに左へカーブして川から逸れる辺りにガソリンスタンド(右側)と、
前方の交差点が見えてくる(左・左写真=12:06)。ここから左の脇道に入り、前方の道路の下をくぐる。
小さな川を渡ると先は関西本線の踏切。ここを右に折れ川沿いに国道1号線下のトンネルをくぐる(左・右写真=11:14)。
さらに、国道1号線と関西本線の交差に沿って田んぼの周りを回り、突き当たりの関西本線ガードをくぐる(右・左写真=12:19)。
橋の袂の丁字路に出る(右・右写真=12:20)。この突き当たりの道が本来の東海道で関西本線で行き止まっているが、名残がある。
ここには、「
石薬師一里塚」がある。
石薬師の町並みは結構長い。「
石薬師寺」の緩やかな坂を登り切ると国道1号線の上を渡りやっと宿場らしくなる。
[石薬師小学校南]と言う信号を越えると、ちょうど小学校の北はずれ辺りに「
石薬師宿小澤本陣跡」がある(左・左写真=12:39/19697歩)。
集落の外れで国道1号線と合流する(左・右写真=12:52)。
405Kmの標識の辺りから国道を斜めに横切って、旧街道は右手へ延びているのだが、横断歩道が無いため左側道から迂回する(右・左写真=12:56)。
この辺には食堂が多くあるので、食事をすることにした。
交差点を地下道がくぐっている。車道の中の浮島みたいな入口なので車に注意(右・右写真=1318)。
一本道を進んで行くと、又、国道に合流する(左・左写真=13:30)。
[采女南]という信号を一つ過ぎ、二つ目の三叉路の信号も渡る(左・右写真=13:40)。
国道が緩やかに下り出す辺りから歩道が自然と旧道になり、登り坂となる(右・左写真=13:46)。
集落に入り少し行くと急坂を下り出す。その坂の途中に松尾芭蕉の句碑があった(右・右写真=13:54)。
大きく左へ曲がりながら坂を下り、下り切った所を右に曲がると直線の先に十字路が有る(左・左写真=13:57)。
左に酒店を見ながら右折すると、その先に三叉路があるが概ね左折と分かる(左・右写真=13:59)。
しばらくすると、国道に合流する(右・左写真=14:02)。
国道が出来るまではもう少し川べりまで直進しそこから渡っていたのだろうが橋もないため国道を迂回する。
内部川を渡りきった所に[内部橋北詰]の信号があるが安全のため、右へ階段を下り国道の下をくぐって少し川上へ・・・(右・右写真=14:07)。
現在は商いされていないようだが、堤防下の「仏愛商店」(仏壇店)の前から旧街道に入る(左・左写真=14:08)。
近鉄内部線内部駅前、[小古曽三丁目]信号で県道407号線(旧国道1号線)を斜めに横切る(左・右写真=14:14)。
小古曽の町中で枡形を通る。まず入口は三叉路になっているがまず間違わないだろう(右・左写真=14:19)。
出口側も自然な道筋は左と分かるだろう。真っ直ぐ行くと近鉄小古曽駅に行ってしまう(右・右写真=14:20)。
それよりもこの角のお宅の飾り付けが目を引く。人形でも作っておられるのだろうか。(写真には写っていません。お楽しみに。)
近鉄内部線追分駅のすぐ傍、百五銀行前で、先ほど渡った旧国道に合流する(左・左写真=14:29)。
踏切を渡り、しばらくすると国道1号線(
伊勢街道)と合流する。「
日永の追分」である(左・右写真=14.33)。
[追分]信号から100m余りいった所に歩道橋があり、そこから旧東海道は左へ逸れていく(右・左写真 =14:35)。
県道44号線の交差点を越えると、「
東海道名残の一本松」がある。この辺りは一軒の家もなく5.5m幅の東海道の両側に低い土手があり、
松の並木があった。その一本が往時のまま残った貴重なもののようである。
長い一本道である。近鉄南日永駅のすぐ横にある「
日永神社」(左・左写真=14:53)。
もう一駅先の日永駅近くにある「
大宮神明社」である。
鹿化川という小さな川を渡ると、いよいよ四日市のひとつ手前の駅がある赤堀の町に入る(右・左写真=15:07)。
ちょっと間違いそうな感じがした脇道。念のため、右へ折れる(右・右写真=15:15)。
広い道路だが歩道が無い。注意して進入禁止マークのある旧街道へ直進(左・左写真=15:23)。
この時点で15時40分発の帰り電車があることが分かっていたので急ぎ足。
近鉄四日市駅近くの交差点に建つ石碑と次回スタートするアーケード街(左・右写真=15:27/36176歩)。
関西本線の四日市駅は近鉄の反対、右手へ約800メートル。何とか間にあると余裕のランニング。
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