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加納宿~太田宿

2007年4月15日(40799歩/7時間40分)



  午前8時、広々とした岐阜駅前を出発。駅前通りを南へ数分で中山道との交差点に着く。 ここを左折して太陽に向かって歩く。

  いくつか十字路を通過して直進すると「脇本陣跡」(下・左写真)「本陣跡」と続けて石碑が建っている。(街道左側)

  さらにしばらくまっすぐ行くと、目の前を斜めに広い車道(国道157号線)が横切っている。
  右・右写真のように黄色い歩道橋があり、一見このまままっすぐ行くかに見える。 要注意!加納の七曲り(ほんとうにそう言うかは知らない)の始まりである。 歩道橋の陰に「加納城大手門跡」の碑がある。
  ここを左折する

  すぐに小さな川の畔に来るが、ここに「加納宿高札場跡」がある(左・左写真)。
  同じ写真の車の向こうに白壁に大きな窓のある建物が写っているが、そこを右折する
  先ほど渡り損ねた国道を今度は渡る(左・右写真)。確か横断歩道が無かったような?

  国道を横切ってすぐに、「善徳寺」という立派なお寺の前に来る。 右・左写真は合成で山門の前を左折であることを示している。
  またすぐに国道にあたるが、右・右写真のようにその手前にもう一本道がある。
  ここを右折する。ちょうど角で撮ったのが下・左の写真である。

  この付近は、名鉄名古屋本線「加納駅」周辺で広々している。
  もう一回車道を横切ってしばらく行った突き当たりが左・右写真の「立花屋薬局」である。 ここを右折する
  すぐに、川を渡る(下・左写真)。
  写真の奥に見えている横断歩道のある、初めての交差点を左折する

  目の前を赤い電車が横切っていった。 名鉄の踏切を越えてさらに行くと今度はJR東海道線のガードをくぐる。 今までからすると間違っていないかと思うほどまっすぐである。そしてかなり距離がある。 目印にと撮ったのが右・右写真である。

  2回ほど信号のある広い道路を横断するが、 とにかく左・左写真のような鳥居(手力雄神社)に突き当たるまで進む。
  久しぶりにここを左折すると、街道は住宅地の中を、右に左にうねりながらしばらく続く。 信号のある車道(県道77号線)を横切ってしばらく行くと、鏡川を渡る。(下・左写真)

  残念ながら、桜は散ってしまっていた。
  しばらくすると住宅地から抜けて目の前に東海北陸自動車道の高架が見えてくる。 左側を名鉄各務原線とJR高山線が併走する。まもなく新加納である。
  右・右写真は新加納の枡形の入口。 車が出てきた直進の道でも、広い車道でもなく住宅の角を右折する細い道が中山道である。

  すぐに立派な門構えの家の前の丁字路に来る(左・左写真)。 ここの丁字路の突き当たりには医師の館があったと記されている(この先、立場の案内)が、今も病院が有る。
  ここを左折して先へ進むと、元の車道とまた出会う。 ここに、「間の宿」新加納の立場(たてば)跡がある。(左・右写真)

  しばらくすると、道路が合流する(右・左写真)。ここからは車の多い通りの歩道を行く。 那珂(なか)駅に近い商店街(なかモール21)で歩数をはかる。(11605歩/10時10分=新加納で見忘れてしまった)
  「なかばし」を渡って市民公園を過ぎると、まもなく各務原(かかみがはら)市役所前を通る(右・右写真)。

  まっすぐ、どんどん歩を進める。大きな広場のような合流点にやってくる。 国道21号線である(左・左写真)。左測道を進んでいく。
  国道は立体交差に上がっていくが、そのまま測道を進んでいくと名鉄を下に黄色い横断歩道がある。

  排気ガスに耐えながら左に小さな山(各務山)が見える辺り来ると各務原駅ある(右・左写真)。   この写真の拡大写真ではかすかに見えるのだが、今度はJR高山線をまたぐ高架がある。 右・右写真はその上から見た鵜沼方面である。
  ひとつに見えているが、手前が愛宕山、その奥が八木山。その麓が鵜沼である。

  愛宕山が近づく頃、国道21号線は大きく右に逸れていく。 ぐるっと一山迂回してまた中山道と出会うのである。(左・左写真) もちろん中山道はまっすぐ。いよいよ鵜沼の町に入っていく。
  途中、「空安寺」という立派な造りの寺院がある(左・右写真)。その向こうに森のように見えるのは古墳である。

  空腹を覚えながら、もう少しと進んでいくと常夜灯のある橋のたもとに辿りついた(右・左写真)。 実は、この手前に本陣跡があるというのだが見つからなかった。(25087歩/12時25分)
  右・右写真は橋を越えた右側にある「陣家:じんや」という小休所。ご飯類は無いが特製サンドがうまい。 古民家のような室内に一枚板のカウンター、東欧を思わせるコーヒーカップにバロック音楽。 アンバランスでいて絶妙!!

  いつもよりゆっくり休んでしまって出発(13時05分)。
すぐに、五叉路に出くわす。よく見ると向かい側Y字の真ん中に写真中写真のような道標がある。 中山道は向かい左の細い上り坂を上っていく。いよいよ「うとう峠」である。
  しばらく行くとお地蔵さんのほこらがある。たぶん昔はまっすぐで、住宅地になって車用に曲がり易くしたのだろう。

  ほんとうに中山道だろうかと思うほど、住宅開発のために付けたような道である。 何回か、あれっと思う所があるが写真のとおりとりあえず道なりに上り詰める。

  坂を上りきると、ため池に突き当たり、二股になっているので右に折れる(左・左写真)。
  その先でまた丁字路にあたるので池を回り込むように左折する(左・右写真)。

  少し坂を上がると右側に公園のような所があり、車道は左へ下っていく。 中山道は、この公園の中のログハウスのような本屋さんの左を奥へ少し登って進む(右・左写真)。
  石畳の中山道は、右・右写真の辺りで峠となり、Y字路を左へ下り始める。 写っていないが左側下は先ほどの車道から入った駐車場になっている。

  駐車場の横でもう一度Y字路に会うがあくまで石畳を行く。
  この先しばらくは峠越えらしい景色の中を下っていく。 車の音が聞こえ出すと木々が開け、左・右写真のような「溝の中へ・・・」と思うようなトンネルに入る。 国道21号線をくぐるのである。

  階段を上がって木曽川側へ出ると、そこは「カフェテラスゆらぎ」の駐車場。 これからまた国道沿いを行くことになる。少し危険だが国道の左側へ移った方が良い。 右はすぐ先で歩道が無くなり危ない。
  左を走っていたJR高山線が離れて見えなくなった頃に「勝山西」という信号が有るが、 これを越えた辺りから右側に堤防のような石垣が見えてくる。(右・右写真)

  中山道はあくまで国道21号線であろうが、この石垣の上は新中山道とでも言うべき遊歩道である。 排ガスからも解放され、日本ラインの絶景も楽しめるというこの上ない環境である。 左右に並木でも植えればと勝手な想像!
  気分良くこのハイウェイ?を歩いていると中山道と外れてしまって太田宿まで行ってしまうので適当に21号線へ。(左・右写真=この辺ぼちぼち)  

  21号線が大きく左へ折れて、北へ向かいしばらくすると小さな橋を渡る。 ここから美濃加茂市である。右・左写真は橋から初めての信号であるが、 この辺りから右側に気をつけて歩いていくと、「深田神社」と書かれた石碑が見つかる(右・右写真)。
  ここを斜めに(直角にではなく)入り深田神社に向かう。

  神社の辺りで突き当たってしまうが、右手に先ほどのハイウェイ(遊歩道)が見えるので、その下の測道へ出る(左・左写真)。 一軒の家の右側と左を抜けて向こう側と、二通り出方がある。どちらが正しい中山道かは不明。
  道路の白線に沿って進み椋(ムク)の木が見えたら、お堂(虚空蔵堂)のところを左折。 少し下った下の道をすぐ右折し国道のガードをくぐる(左・右写真)。

  しばらくすると突き当たりを左折。枡形である。 写真のオレンジ色のマンションは名前を「枡形」というらしい(右・左写真)。
  すぐに十字路に来るが、ここは右折(右・右写真)。

  程なく本陣の門の前に着く(左・左写真)。この門の筋向かいは宿場公園のようになっていて、 この日も何か催し物があったようでにぎわっていた。(40159歩/15時35分)
  祐泉寺というお寺を過ぎて直ぐのところに駅まで通りとの交差点がある(左・右写真)。
  本日はここまで。(40799歩/15時45分)

  予定どおりに美濃加茂駅に向かう。駅前で16時1分発の列車が入ってきた。 次のにしようと、ゆっくりホームに下りたら5分を過ぎているのに待っていてくれた。(ということはないと思うが)

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