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馬籠宿~妻籠宿~三留野宿

2009年4月26日(19151歩/4時間33分)



  このツアーの初回に歩いたのが、須原(倉本駅)から馬籠へ京都向きの二日間(2006.9.18-19)であった。写真も少なく逆行であったため歩き直すことにした。
  もうお馴染みとなった馬籠宿の下入口に立つ。(左・左写真=10:29)
  少し上ったところに枡形が有る。階段の方が本来の枡形である。(左・右写真=10:36)

  馬籠宿の名所「島崎藤村の生家」である。そしてこの島崎家こそが「馬籠宿本陣」である。(右・左写真=10:46)
  観光客の賑わいが途切れると、上入口で車道と交差して「高札場」となる。(右・右写真=10:54)

  上に見える見晴台を過ぎると、直進通行止めで右下へ階段が有り迂回路が造られていた。(下・左写真=11:02)

  前回来た時は、先に見える住宅の、軒下を通らせてもらった。これはいくら何でもご迷惑だなと思ったものだ。
  住宅の向こう側の森の中で、元の中山道に戻るとすぐに、少し下って県道に合流する。(左・右写真=11:07)



  県道に沿って大きく右にカーブし、少し上ったところに分かれ道が右手にあり、[旧 中山道]の標識がある。ここを少し下る。(右・左写真=11:16)
  すぐに、橋のたもとでY字路となり、左へ石畳の中山道が延びている。

  この辺は、先ず迷わないだろう。ず~っと石畳でよく整備されていて、車道を串刺しにするようにまっすぐ峠へと向かっている。(左・左写真=11:22)
  この坂を登り切ると、県道と合流して歩道を進む。(左・右写真=11:25)

  県道に沿って左へカーブして橋を渡ると、横断歩道の向こう側に桜を散らしたような中山道が見える。(右・左写真=11:28)
  また、県道を串刺しにして、直進する (右・右写真 =11:30)。この辺りから右に県道を見ながら集落の中を進む。 余談だが、平成の大合併でこの集落は長野県から岐阜県中津川市へと国替えになった。

  集落を出て一気に坂を登りきると、県道と合流し(左・左写真=11:42)、さらに少し上ったところで県境となる。
  長野県になって初めての建物がこの現代の峠茶屋(左・右写真=11:44)。県道は左へカーブしていくが中山道は、右手の細い山道を下っていく。

  しばらく下っていくと「一石栃白木改番所跡(いちこくとちしらきあらためばんしょ)」という伐採禁止木の監視所の柵がある。 写真はその手前にある立場(たてば)茶屋である。(右・左写真=12:08)
  さらに、10分ほど下っていくと県道がヘアピンカーブになっている所に出る。 県道を横切って、ヘアピンに挟まれた川沿いを下る。(右・右写真=12:18)

  旧中山道専用に架けられた木製の橋が見えてくる(左・左写真=12:22)。左の建物はトイレである。
  橋の向こうの県道を少し下ると、右手へ登っていく中山道が見えてくる。(左・右写真=12:25)

  一番高いところに分かれ道が有るが、標識も整備されており、山道には柵もあるので間違わないだろう(右・左写真=12:26)。
  澄んだ沢を渡り、山肌に沿って下っていくと、舗装された生活道路に合流する(右・右写真=12:34)。

  村の中を通り、S字の急な下り坂の途中に、川を渡り山中に分け入る中山道が有る(左・左写真=12:39)。
  ここから、次に県道へ出るまでが中山道の「代表的な石畳」のひとつとなっている(左・右写真=12:44)。、

  県道に出ると、向こう側歩道が石畳のように舗装され雰囲気を残している(右・左写真=12:47)。 先に見える民家の向こう側を左折して、県道から離れる。
  しばらく進むと、橋を渡って又県道に出られる交差点へと来る。ここは県道に出てしまわず「大妻籠」の看板の手前を左折する。(右・右写真=12:53)

  何軒か民宿が見られる集落を進むと、外れで橋を渡る。ここから車道を離れ、左側の坂を上って小さな峠を越える。(左・左写真=12:56)
  下り坂の先には、先ほどの車道が見える。民家のすぐ横で車道に合流、再び橋を渡る。(左・右写真=13:01)

  数十メートルも行くと、左側に石碑と道標が立っており、 そこから斜めに細い砂利道の中山道が民家のすぐ横を通って伸びている。(右・左写真=13:03)
  川沿いを進んでいくと、観光用の駐車場脇を通って国道256号線の橋のたもとに出る。「妻籠宿」の大看板がある。(右・右写真=13:08)  国道は横断してさらに川沿いを進む。

  妻籠宿の町並みに入ると、最初に来る分かれ道。町並みに沿って、左方へ直進する。(左・左写真=13:13)
  昔ながらの、たたずまいの中を進んでいくと、車道が右手へ上っていくところに、枡形がある。(左・右写真=13:19)
  大きな駐車場が有るだけあって、観光客が多い。中国語も飛び交っている。

  枡形を出ると、すぐに宿場の中心「妻籠宿本陣」前である。(右・左写真=13:22) (13042歩)
  結構、順番待ちの店が多く、空いていそうな「そば屋」さんで一休み。

  少し歩いて町外れに来ると、国道へ下る車道と、右手へ上っていく中山道のY字路に来る。(右・右写真=14:02)

  季節がいいと、この分かれ道にすばらしい「藤棚」が見られる。
  坂の途中に、立派な高札場がある。(左・左写真=14:03)
  坂を登り切ると、右へそれる道があるがこれは中山道ではない。いったん峠を下る。

  大きく左にカーブしているところに、右へ緩やかに上っていく中山道が有る。(右・左写真=14:10)
  右へカーブし、ほぼまっすぐに上っていくと、3本の道が平行して合流する交差点へ、真ん中から上り詰める。(右・右写真=14:14)
  右は車道、左は「妻籠城跡」へ上る山道である。 前方は車道左沿いの脇道が中山道である。

  車道に合流し、車道を進む。(左・左写真=14:16) まっすぐ上る細道は民家の前を過ぎ、再び車道へおりる。 車道ができるまでは、民家前が中山道であったのかもしれないが、軒先は遠慮しておこう。
  2、3分行くと、民家の向こう側を左へそれるY字路に来る。(左・右写真=14:19) 真ん中に道標と、右側に石碑がある。

  坂を下っていくと、一軒民家が有る。ここで丁字路になっているが、直進してまた坂を上る。(右・左写真=14:24)
  坂を登り切ると、「上久保(うわくぼ)の一里塚跡」がある。ここを峠として「石畳」を下る。

  川沿いに緩やかに登っていくと、橋の袂へ来る(左・左写真=14:33)。この橋を渡って左へ進む。
  渡りきるとすぐに交差点になっているが、まっすぐ突っ切って先に見える細い道に向かう。(左・右写真=14:34)

  竹薮を回り込むように進んで行くと、「かぶと観音」と史跡案内の書かれた社の前に出る。(右・左写真=14:36)
  社を左にして回り込むように登っていくと・・・。 すぐに、Y字路になっているので左手へ進む。

  間もなく下り坂となり、前方左下の方に、登ってきた別の道と交差しているところが見えてくる。
(左・左写真=14:40)
  近づくと、十字路ならぬX字路であることが分かる。
あくまで進行方向に下っていく。(左・右写真=14:41)

  前方が開けて町並みが見えてくる。南木曽駅周辺である。ここには、街道唯一の珍しい目印「SL」がある。 (右・左写真=14:45) このY字路を右に取る。
  南木曽駅を見下ろすように(右・右写真)、すぐ傍を通り進んで行くと・・・。

  丁字路に出る(左・左写真=14:51)ので、左手のガードレールのある道を上って行く。
  しばらくすると信号がありJRを跨いできた車道と合流する。 三留野宿はまだ少し先であるが次回につなぐこととし南木曽駅に向かう。(左・右写真=15:04)
  今日は一日雨だったが、やっと西の空が明るくなってきた。

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