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横川~倉賀野宿

2008年8月14日(49413歩/9時間9分)



  東京屋さんの部屋から見た「碓氷峠鉄道文化村」。機関車の運転もさせてもらえるそうだ。 また、連なる山々も名所が沢山ありトレッキングばかりか逆バンク・ロッククライミングの難所も有るそうだ。
  東京屋 のご主人と奥様(ご了解を得て掲載)、暖かい持て成し有り難うございました。これからもお元気で中山道のオアシスをお続け下さい。

  長い一日のスタート。昨日の終点に立つ(右・左写真=7:47)。
  横川の町外れからしばらく信越本線に沿って進んでいくと自然に踏切を渡って「下横川の信号」で18号線に合流する(右・右写真=8:04)。 ここで信号を渡って右側の歩道を行く。

  右へ膨らんだように少しの間国道から離れ、また「小山沢の信号」で合流するが、この交差点は直進である。 そのちょっと先にある小さな川を渡ったところを右に入る(左・左写真=8:17)。
  しばらく集落内を進んで再び国道に出たところは、現在踏切がなく通れないが、 かって昔は向こう側に見える民家の辺りに続いていたのだろう(左・右写真=8:23)。

  国道を少し戻って「御所平の信号」で踏切を渡る(右・左写真=8:25)。
  右に折れて「碓氷神社」の前を通り、先ほどの民家の辺りから振り返ってみると、 何となく国道と信越本線が出来る前は緩やかな坂でここに続いていたらしい実感を覚える(右・右写真=8:31)。 [この踏切を渡るのはちょっと現実的ではない]

  坂を上り大きく左に迂回して下ってくると、また信越本線の踏切に来る(左・左写真=8:42)。
  線路沿いに左折し、しばらく行くと「上信越自動車道」の高架が見えてくる(左・右写真=8:51)。 この高架を越えると国道18号線のガードレールにぶつかる。中山道は斜めに国道を横切っているのだが横断歩道が無い。 安全のためには高架下の「五料信号」を渡った方がよい。

  国道を横断した所で分かれ道になっているが、ちょうど今まで来た道の直線上にある、斜め右の道に進む(右・左写真=8:53)。
  すぐ集落内の十字路に来るが、そのまま直進して蛇行しながら坂を下る(右・右写真=8:59)。

  坂を下りきって大きく左カーブした先に「碓氷川」を渡る橋が見えてくる。 この橋のたもとを左折して堤防の道に入る(左・左写真=9:06)。
  しばらく堤防を行くと、電柱と配電設備なのか、小さな建造物が有る(左・右写真=9:09)。 この辺りの左側に、田んぼの中を何本も電柱が立ち並んでいる。

  建物から100mも行かないところに、電柱の列に沿って、一本の田んぼ道が向こうの竹藪に向かって続いている。 これが中山道である(右・左写真=9:16)。 この田中の道は グーグル地図でも表示される。
  竹藪の所で舗装された道となり、急坂を上り切った所で丁字路にぶつかるので左折する(右・右写真=9:20)。

  すぐに、踏切にやって来る。「製糸踏切」という名前がついている(左・左写真=9:21)。 五料の辺りから、桑と思われる畑を多く見かけると思っていたのだが、やはり・・・。今でも盛んなのだろうか。
  ここを右折して集落の中を進んで行くと県道と合流する(左・右写真=9:25)。 「西松井田駅前信号」を越え、2、30分も歩くと「松井田宿」の中心である。

  「仲町信号」を過ぎ、次の「下町信号」の辺りに「本陣跡」がある、と書物にあるのだが・・・。 少し通り過ぎたがどうも見逃したらしい(右・左写真=9:53)。(11062歩)
  県道をしばらく進むと木立の左り向こうで県道が国道と合流するのが見え、木立の右下を細い道が続いている。 これが中山道である(右・右写真=10:04)。
(国道の右側に出てからは横断歩道が無いので、県道を行き信号を渡った方が安全)

  国道の右側は途中で歩道も無くなったので、仕方なく左へ。1キロほども行っただろうか。 写真の中に貼り付けてあるような標識[←旧中山道]が頭上を過ぎる。 そのすぐ先常夜灯のある三叉路を左へ入る(左・左写真=10:17)。
  県道216号線を延々と歩く。「私立第二中学校」前のY字路であるが、直進である(左・右写真=10:53)。

  国道18号線が右手に近づいてくる辺りに「原市の杉並木」がある。 古木の間を埋めるように新しく植樹された並木が美しい(右・右写真=11:17)。
  並木が途切れるといよいよ18号線と交差する。「安中総合学園高信号」を渡って直進する(右・右写真=11:23)。
(安中実業高校→安中総合学園高)

  安中の古い市街地をしばらく歩き続ける(左・左写真=11:50)。
  町の中心は過ぎてしまった辺り、「伝馬町信号」を過ぎると右手に「安中郵便局」があり、 「安中宿本陣跡」の碑が玄関前の植え込みの中に建っている(左・右写真=11:59)。(23101歩)

  さらに進んで行くと、国道18号線との交差点「下野尻信号」に来る。黄緑色の歩道橋があるので、それを渡る(右・左写真=12:11)。
  歩道橋の上からこれから渡る18号安中バイパス、「久芳橋」を望む(右・右写真=12:13)。
  たぶん昔はこの交差点を直進して、少し下流で河岸に出たのでは・・と思う。(それらしい道はある。)

  「久芳橋」の左側道を渡りきったところに、左の小道に下りるループがある(左・左写真=12:18)。
  これを下りて、小道に出て初めての十字路(左・右写真=12:20)。 ここを左に曲がって、突き当たりを右に曲がり、河岸沿いの集落に入る。 先ほどの「それらしい道」の先で「渡し」を使ってここに着いたのではないか。 厳密には、久芳橋も今来た小道も中山道ではない。

  一旦県道171号線まで出て「すき家」で腹ごしらえ。(26027歩/12:30-13:00)
中宿」と呼ばれる集落へ戻って、外れまで来ると先が行き止まりになっている(右・左写真=13:07)。 前は、この先に橋が架かっていたそうだ。手前を右折して迂回する。
  県道171号線の「中宿信号」にすぐ出る(右・右写真=13:08)。

  信号を左折して「鷹之巣橋」を渡る。前方左よりの向こう岸に古い橋脚が残っている(左・左写真=13:10)。
  橋を渡りきったところ、「鷹之巣橋東信号」を右斜めに旧道に入る(左・右写真=13:14)。
  実は、この信号に掛かっている標識は[←旧中山道→]のように県道を横断している事になっている。

  板鼻の町を進んで行くと「安中市板鼻公民館」の入り口に「板鼻宿本陣跡」の碑が建っている(右・左写真=13:22)。(27667歩)
  板鼻の町並みを出るとすぐに県道26号に合流する(右・右写真=13:35)。

  その26号線がまたすぐ18号安中バイパスと「板鼻下町信号」で合流するので信号を渡り右側の歩道へ移る(左・左写真=13:39)。
  少し行くと、碓氷川の堤防が近くなるので適当なところで堤防の道に上がる
  途中、立体交差している所があるが、さらに細い堤防道を行く(左・右写真=13:53)。

  少し低いところを進んできた道が左へ上り、再び堤防の一番高いところとなる(右・左写真=13:59)。
  しばらく歩いていくと、左側少し低いところにこんもりとした一本の木が見えてくる。「豊岡一里塚」である(右・右写真=14:05)。 石碑がこちらを向いて建っていると言うことは堤防が中山道であると見なして正しいのであろう。

  このすぐ先に大きな交差点「上豊岡町信号」が見えてくる(左・左写真=14:43)。[この信号重要] 写真の時間表示にある約40分の差は限りなくゼロに近い。通り越して体温より高い気温の中、往復40分もロスしてしまった。 横断歩道を渡った所でを食べて体を冷やす。(35899歩)
  ここから18号に対して斜め左へ逸れていく(左・右写真=15:09)。(斜め道2本あり、最も左で最も細い)

  この辺はダルマの名産地らしい。何件も工房や直売所がある。「八坂神社」の所で国道406号線と合流する(右・左写真=15:29)。
  しばらくすると406号線と国道18号線が合流し、この先で18号が17号になる複雑な交差点に来る(右・右写真=15:36)。
  ここはとにかく左側を小回りに左折する。

  18号線は高架となり、17号線と合流。最も左側の歩道を通って、「新・君が代橋」を渡る(左・左写真=15:40)。
  歩道が左折ラインに沿っているため、少し「君が代橋東信号」を外れてしまうが、元に戻って17号線の高架をくぐる(左・右写真=15:41)。

  高架下を出てすぐに右手方向を見ると、17号線(高架でなく平面の・・)から左へ斜めに市街地へ入っていく道が見える(右・左写真=15:42)。 これが、中山道である。
  まだ高崎の外れで、閑静な住宅地である(右・右写真=15:43)。

  道路が急に細くなり、左側にある大きなAMFのスポーツ施設を過ぎると、歌川町と言う辺りにある丁字路に来るが、ここは直進する(左・左写真=14:51)。
  次に、信号の有る十字路「常盤町」に来る(左・右写真=14:53)。ここで中山道は左折する。

  少し登り坂になる辺りが赤坂町で、<旧中山道><赤坂通り> の標識が並んで立っている(右・左写真=15:55)。
  右にカーブしながら坂を上りきると「本町一丁目信号」に出る(右・右写真=15:58)。ここからは急に市街地らしくなって道幅が大きく変わる。 4車線の道の右側道へ直進する。

  そのまま歩道を「本町3丁目信号」まで行き、右折する(左・左写真=16:04)。
  高崎駅前通りとの交差点、「あら町信号」(左・右写真=16:14)。この先はずっと直進する。

  「新田町信号」(右・左写真=16:21)。この辺りからちょっとひっそりしたたたずまいになっていく。
  上信電鉄線(単線)の踏切を越えると、上越新幹線の高架をくぐる(右・右写真=16:34)。

  次は、国道17号線の高架をくぐって直進する(左・左写真=16:41)。 ただし、高架下はまっすぐ行けないし、車が非常に多いのでゼブラゾーンを最短で迂回する。
  県道121号線をしばらく行くと、自動車会社が並ぶ辺りに新しく松並木が整備されている(左・右写真=17:04)。

  ちょっと足を引きずりながら「倉賀野駅入口信号」に到着。ちょうど駅から来る道の突き当たりに石碑がある(右・左写真=17:21)。 (49413歩)
  倉賀野駅から電車で新町へ。駅すぐ横の「新町ステーションホテル」で一泊する。
(新町駅陸橋から倉賀野方面を望む)

新町ステーションホテル
高崎市新町2163-1 Tel.0274-42-8571

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