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下諏訪宿~和田宿~

2008年5月4日(41163歩/9時間25分)



  本日は、快晴との予報。7時半旅館を出発。諏訪大社下社(秋宮)の付近でY字路を右手へ上る(左・左写真)。
  鎮守の森に沿って上っていくと、下社(春宮)の方から来た142号線に合流する(左・右写真)。

  142号線の側道をしばらく行くと、橋の手前を川に沿って右へ迂回する(右・左写真)。
  途中、峠に向けて自動販売機が無くなるといけないとしっかり買い込む。(実は、もう少し先まで有る)
  少し坂を上ったところで、また国道に出る。ここからはかなりの距離、国道沿いを行く。

  木落とし坂を過ぎてしばらく行くと、左手のトンネルを出てきた142号線のバイパスと合流する(左・左写真)。
  まだまだ国道を行くのだが、ついつい中山道らしい脇道があると気になってしまう(左・右写真)。
  この先少し行った所に「そば蔵六峰」という食事処があるが、自動販売機のある最終と思っていい。

  国道をさらに辿っていくと、集落が見えてくる。樋橋(とよはし)である。「樋橋茶屋本陣跡」の碑がある。 この集落の外れで国道は大きな橋となっているが、旧街道は右手へ分かれ(右・左写真)、川の上流にある小さな橋を渡る。
  国道のガード下(右・右写真)を2回くぐり蛇行して進むと又国道と合流する(下・左写真)。

  坂に弱く一服していると、昨日の「旅人」が追いついてきた。しばらく付き合ってもらったが、 あまりに当方がくたびれているものだから先に行ってもらった。我々の2日分程もある望月宿辺りまで行くとのこと。 鍛えなければ・・。
  ここでも、間違えかけていた旧道入り口を教えてもらった。 国道が大きく左カーブするところを、柵のある林道の左側へ登る(左・右写真)。

  この辺は国道が蛇行してゆっくり登っているところを、まっすぐ串刺しにしていくように急斜面を登る。
  左から登ってきた142号線をクロスした向こう側が「西餅屋跡」である(右・左写真)。
  さらに、右から登ってきた旧142号線と交差(右・右写真)。カーブミラーの所を入っていく。

  次の交差では、案内板のように一旦旧国道を右折するが(左・左写真)少しオフセットして(写真中写真)、 白い杭が2本たっている所を入る。
  ここから先は交差するものもなく峠までひたすら登山となる。

  地面ばかり見てやっとの思いで上がって来ると、すっと遮るものがなくなって広々とした峠が現れる(右・左写真)。\(^o^)/
  まるで公園のような草の上で景色と空気を満喫しつつ、旅館のおにぎりをいただく・・・・・。
  峠から初めての交差点(右・右写真)。車道(ビーナスライン)の向こう側にある小さな階段を上がる。

  次の交差点。白いガードワイヤ用支柱の向こう側へ進む(左・左写真)。
  さらにもう一度同じように白い支柱の右側を入る(左・右写真)。

  次は、立体交差である。水路を兼ねる丸いトンネルの中に細い側道がある(右・左写真)。
  すぐに旧国道の三叉路脇へ出てくる(右・右写真)。単車が止まっている辺りに、石畳の中山道がある(下・左写真)。

  石畳を抜けると旧国道と合流し、少し下ったところに「東餅屋」があり休憩できる。 疲れた体に効き目の有りそうな甘くおいしいお餅だった。
  とろとろとアスファルト道を下っていくと、石畳の中山道が右へ分かれていく(左・右写真)。 なぜか、ロープが張ってあったがくぐって進入する。

  少し入ったところで、林道と斜めに交差しているが直進である(右・左写真)。 すぐに目の前にこんもりとした一里塚が見えてくる。
  さらに、進んでいくと旧国道のヘアピンカーブの頂点に出てくる(右・右写真)。 ここから右手にとって旧国道を下ると「接待茶屋」が有り、右手の駐車場においしい湧き水が出ている。

  大きく左カーブして下っていくと、車道に沿うように中山道が林の中へ入る(左・左写真)。
  木の小橋を渡り山桜を愛でながら下っていくと、車道が複雑に交差する一角へたどり着く(左・右写真)。
  目の前の車道の先がT字路になっていて、「新和田トンネル」から下ってきた国道142号線に当たる。 そこを、左折して国道の右側道を下る。

  川を2つほど越えたところに、うっかりしていると見逃しそうな旧道入り口がある(右・左写真)。 国道右側、のり面の途切れたところに小さな道標が有り、堤防にでも駆け上がるように上る。
  「唐沢一里塚」を過ぎてすぐ分かれ道に来る(右・右写真)ので、右手に直進する。 (少し上がったところに青い道標が有るが見にくい)

  しばらく林道を進んでいくと、T字路に突き当たるので、左に折れる(左・左写真)。
  間もなく、国道を見下ろせる場所に出て合流する(左・右写真)。 ここからは、和田の町並みが見えるまでずっと国道を行く。

  眼下に町並みが見える頃、舗装された脇道が右手へ下っている(右・左写真)。これが中山道である。
  集落の中を進んでいくと十字路にやってくる(右・右写真)。 まっすぐ行くと又国道に出てしまうが、ここは右折してしばらく平行する。

  しばらくすると、国道と合流するかのように斜めに交差している信号(鍛冶足)に来る(左・左写真)。 国道を渡り、そのまま集落内の道を行く。
  脇本陣の近くに、「本亭旅館」がある。予約が一杯だったため取れなかったのだが、 親切に民宿を紹介してもらったので、お礼がてら場所を聞きによった。

  さらに、数十メートルで十字路が有り、「和田宿本陣」が角に有る(上・右写真)。(34028歩/15時40分)
  町並み外れの三叉路、左へカーブして和田宿を後にする(右・左写真)。
  旧国道を延々と歩く。途中の「若宮八幡」の鎮守の森である(右・右写真)。

  本陣から1時間ほども歩いたか、橋梁のアーチが傾いた太陽に照らされて近づいてくる(左・左写真)。 この橋のたもとにある「青原」の信号で、一旦国道に出る。(信号を渡り右側道へ進む)
  すぐに、側道を駆け下りるように脇道の旧街道に入る。

  集落の中で突き当たりを右へ、小さな橋を渡っていくとすぐもう一つの橋がある(右・左写真)。 この橋の突き当たりが本日の終点である(41163歩/17時00分)。 和田宿から長久保宿への3分の2ほど来てしまったかも知れない。
  中山道はここを左に折れて続くが、我々はこの「大門街道」を右へ10分ほど歩いた「民宿みや」さんへ向かう。



長野県小県郡長和町大門岩井653番地
0268-68-0302
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