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武佐宿~高宮宿

2006年10月29日(28026歩/5時間5分)
2007年7月22日写真追加変更の上一部書き換え


  近江鉄道武佐駅をスタートして10分ほどで本陣跡につく。(419歩/9時50分)

  ちょうど本陣の筋向いに昔ながらの旅籠がある。(右・左写真) それ以外は、別段観光地化もしていず、ごく普通の町並みが連続している。
  交差点の一角にウォーカー用の休憩所がある。 右に行くと伊勢へ120Km、東京へ460Kmとある。(右・右写真)

  少しの間旧街道らしい町並みが続く。 とにかく写真のとおりいくつか交差点はあるものの、まっすぐに街道は伸びている。 西老蘇(おいそ)、東老蘇と足を進める。
  緩やかに左へカーブして、奥石(おいそ)神社を過ぎると国道8号線へ出る。 ここから国道・新幹線越しに観音正寺表参道が一直線に延び、山にぶつかる。 佐々木六角の観音寺城跡である。(下・左写真)

  国道は横断歩道もなく通りが激しいので、トンネルをくぐり抜ける。(右・左写真)
  中山道は新幹線の盛り土で埋まったそうである。 国道を行ってもいいが、ガードをくぐったところに新しいが雰囲気のある小橋が架かっている。(右・右写真) ここを渡ってすぐ右折して新幹線沿いの小道を行く。排ガスもすわなくてすむ。

  再び国道に出る手前の右側、側溝の向こう一段上に中山道が見え出す。 もう一度小橋を渡ると元の中山道である。(左・左写真)
  今来た方向を振り返って位置関係を記してみた。(左・右写真)

  国道が新幹線をくぐり数十メートル中山道と重なるが、 すぐ中山道は左へ外れ集落にはいる。(右・左写真)
  その集落の中程で大きく左カーブし、右・右写真のような丁字路にぶつかるので右折する。 しばらく行くと集落は途中から近江商人の町五個荘町(2007年東近江市五個荘清水鼻町)となる。

  集落を出ると、少しL字に折れて国道へ出る。(左・左写真) ここは信号もあるので国道の右側歩道へ渡る。
中山道は国道を左から右へ大きく重なるように斜めに横切る。(左・右写真=国道を渡ったところ。)
写真中央の道路に挟まれた所に近江商人「てんびんの里」の碑がたっている。



  真っ直ぐ道に任せて進む。交差点(右・左写真)はあるが基本的にまっすぐ行けばいい。
  東近江市役所の支所(旧五個荘町役場)のあたりで川沿いに出る。(右・右写真)  名残の松の木が一本道標のように立っている。

  市役所前の橋から2本目の橋を渡る。(左・左写真) 目印が何もないが、渡ったところに車屋さんがある。 この橋を渡らずまっすぐ行くと、また国道に出てしまう。
  少し行くと丁字路の右角に休憩できる公園が有るが、ここを左折する。(左・右写真)

  近江鉄道の踏切を越えて進んでいくと、常夜灯のある丁字路で愛知川の堤防に出る。(右・左写真)
  元々はこの辺から橋が架かっていたのであろう。堤防を少し下り、もう一度踏切を渡って、国道へ出る。  

  愛知川(恵智川)に架かる御幸(みゆき)橋を渡り(左・左写真)、 しばらく側道を行くと国道は左へ、中山道は愛知川宿へと入っていく。(左・右写真)

  ゲートをくぐってすぐの所にある旅館である。(右・左写真)
  さらに商店街を進んでいくと愛知川宿の中心、信号のある交差点脇に道標が建っている。 高宮へは2里とある。 (15088歩/12時40分)
  もう少し歩くことにし豊郷に向かう。繁盛しているうどん屋さん(玉屋)があった。うまい。(25762歩/13時40分発)

  中山道は真っ直ぐ高宮に向かっている。迷うところはない。時間はかかるが犬上川を渡ると高宮宿である。
  浄土真宗本願寺派三光山圓照寺、本陣跡前である。(26213歩/14時45分)
  高宮鳥居前を通ってもう少し中山道を進み、駅に一番近い三叉路で次回につなぐ。
近江鉄道高宮駅(28026歩/15:12分発にて帰路につく) =彦根駅にてJRと接続=

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