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倉本駅〜須原宿〜馬籠宿(逆行)

倉本駅〜野尻宿

2006年9月17日(24871歩/5時間)
2007年8月12日写真6枚分コース訂正


  午前11時頃倉本駅無人駅を下りたところ。右・左写真奥が東京方面である。 実は今回が初めての中山道ウォークでありこれをきっかけに歩いてみようと思いいたった訳である。 それで今回の方向は連れて来てもらった友人が歩いている京都に向かってということとなる(右・右写真=07.08.12)。
[コース訂正]
  上・右写真の左の道を行くと、JRのガードがあるのでそれをくぐる(左・左写真)。
  少し坂を上ると、丁字路となる。昔はJRが無く中山道はこのガード下の道ではなく、丁字路の左右に続いていた。 ここを右折する。
  集落内を少し行くと二股になる。左は車用に作られた道で、中山道は右へとる(右・左写真)。 すぐに草道になるが坂を下りていく。
  急な下りになって、下の車道に出る(右・右写真)。
  下りた車道を鋭角に折り返し、国道に向かう(左・左写真)。[コース訂正終わり]

左折して国道19号線に沿って歩道を須原宿に向かう。
  須原の入口は須原駅。国道からちょっと左に上った所にある。ここから中山道の宿場町らしい町並みとなる。
水呑場(水舟)がそこここで見掛けられるが山中を歩いて来た旅人の咽をうるおしたことだろう。
  少し坂を下った所に常勝寺(常勝禅寺)という札所がある。明治天皇が昼食をとられたところで、 私たちも少し休んでいくことにする。(13時発/8340歩)
  しばらく進んでいくと、左へ大きく曲がり伊奈川の橋を渡って右に折れる。
振り返って橋の向こう側に見える岩出観音堂を写したのが左写真である。 さらに進んでいくと、右の方へゆっくりカーブしながら国道まで出てしまった。実はこれは道を間違ったのである。 正しくはカーブして下る前に民家の間の細い路地を左折しなければならなかったのである。
  この先は山あいの農村を峠へと上って行く。峠付近には集落もあり、十字路になっている。ここを右にとり山を下る。
川沿いになり小さな橋のたもとで国道の方から来る道と合流する。実は我々は国道を通り、ここまで来て気が付いたのである。
  大桑駅付近を通過し、しばらく行くと弓矢踏切で線路を渡り国道を行く。 さらに先では国道から少し左に振れ、また右に振れながらしばらくすると線路を渡り、坂を上る。
野尻宿は後少し、もう迷うような所はない。
  野尻宿のかかりに、高札場跡がある。 曲がりくねりながら宿場の中程まで来た所に野尻駅に通じる三叉路があり、本日はここまでとし、街道からは外れた宿泊先に向かう。
(15:45着/24871歩)

野尻宿〜馬籠宿

2006年9月18日(36401歩/7時間)


  二日目、雨である。台風13号が九州に上陸したあと、日本海を北上していたのであるが、いよいよ影響が出て来た。 昨日の三叉路まで戻って8時20分出発である。宿の外れに、車道が螺旋状に川の方へ下っているところがあるのだが、 先でトンネルとなる国道と螺旋車道の間の道を行く。踏切を渡り中央線沿いに進む。 この辺りの踏切には仲仙道という文字が使われている。

  次に国道と合流するまでこのまま進むと、国道の向こうに中山道が続いている。 急勾配の上には神社が在りその神社の横を通って国道までおりちょっとした峠越えをする。 国道を横切り右側の歩道を歩き出したが、しばらくして線路の向かうに道があるのを発見。 ほんとうは国道を渡ったとき線路も越えなければいけなかったのである。 近くに駅があったので無人の駅舎内(十二兼駅)を通って中山道に移動。
その後は美しい渓谷を見せてくれる柿其峡(上・左写真)辺りで国道に合流する。
  かなりの距離にわたり歩道を行く。にぎわっている大きなドライブインをすぎた辺りから少し右にそれて、 国道より一段低いところを進む。 しばらくしてまた国道と合流するのだが、左側に中央本線が一段高いところを行く。 左側の中央本線勾配下をよく注意しながら歩いていると中山道は国道から左へそれて、坂を上っていく。 いくつか急な沢を渡り登り詰めるとまもなく三留野宿に着く。
写真は三留野脇本陣跡宮川家。
(南木曽駅をすぎた辺り遠山家屋敷跡 11:04/18592歩)

  D51(機関車)のある公園を過ぎ一路妻籠をめざす。 南木曽から妻籠に至る中山道は道標が整備されていて道に迷うことはない。写真のように石畳もとても綺麗である。 この辺り、今までの谷間ではなく、山に登ってきたという雰囲気がする。 国道19号線も中央本線も谷に沿って右手へ大きく外れて行く。
  右写真は、上久保(うわくぼ)の一里塚跡の碑である。
  しばらく山道を行くと写真左のような分かれ道に来る。 ここは、真ん中の下り道を取る。この辺りは非常に道路が整備されている。(アスファルトの車道も多い)
  途中、妻籠城跡付近を通過し進んでいくと右写真の辺りから急に雰囲気が変わり、 ハイヒール姿の女性に出会って驚いた。妻籠宿は観光地なのだ。
  すぐに、よく整備された高札場が出現する。奉行が旅人に対する定めを記した大札がたくさん掲げてある。 この前を過ぎ坂を下っていくと都会並みの人出である。昼食を取ることにして食堂街の一つに入る。
(11:55着/22918歩/12:15発)
実は、予定ではここからバスで南木曽まで戻り帰るつもりをしていたのだが、 時間的に早く着いたのでさらに馬籠まで足を延ばすことにした。

  妻籠宿の外れに駐車場があるのだがその脇の細い道が中山道である。 国道256号線が併走し、少し先で合流するが、また左写真のように国道から右手に外れ坂を上る。(左下を国道が行く) この辺から初めてのウォークで二日目最終章を迎える私の足が悲鳴を上げだしたが、これはまだ序の口だった。   県道7号線が谷を縫って進むが、中山道はお構いなしに真っ直ぐ山を登ったり降りたり、つまり何度も県道を横切る。 男滝・女滝を過ぎさらにだらだらと登っていくと一石栃白木改番所跡を通り、一石栃茶屋跡に着く。(13:45/29862歩)   もう少しで馬籠峠だと励まされ出発。

  やっとの思いで登り着くと広い車道が走っており広々としたところに峠茶屋があった。 またまた、一服。
(14:05/31397歩)
  午後からは、台風一過、快晴の天気であったが、峠からの眺めはこれから平野に向かって降りていく開放感でより輝いていた。
馬籠宿南端バス停付近(15:20/36401歩) 足が限界に来たためタクシーで中津川駅まで下り帰路につく。

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