衛星自動追尾システムの構築
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まえがき
このブログ(Day After Day / Another Decade)を今までのプライベート、ビジネスと分けずに編集し直そうと思った理由にもなったのが、
衛星自動追尾システム構築への想いでありました。
まず70代に入ってコロナで2年、自粛疲れで貯めて居た小遣い叩いて買ったのがIC-9700。
やりたかった1200MHzもD-STARも出来て、少し想いのあった衛星もワッチ出来ていい買い物をしたと満足感が有りました。
然し乍ら、すでに15年を経過したアンテナシステムは、ぐるぐる廻し過ぎたことによって悲鳴を上げました。
ケーブルを取り替えるだけにして延命を果たすことでも足りたのですが、自動追尾というシステムに沸々と思いが募って行きました。
ここで高額の投資をしても10年、命が有るかも分かりません。しかしそうであれば、ここで止めたらもう一生出来ないことになります。
もう10年出来るか、その先さらに10年出来ているかは全く分かりません。
ブログの Another Decade(もう10年)はそう言う思いからネーミングしました。
10年後に Another Decade 2 が書けてるといいなと思います。
YAESU G-5500DC
水平・仰角ローテータ & PCコントロール可能コントローラ
別途5芯ケーブル(
0.5mm2、40mを超える場合0.75mm
2)要
Fox Delta ST2-USB
別途8芯0.3mm2(仕上がり径7mm)DINプラグは付属)
G-5500DCコントローラ側がDIN8ピンプラグ、ST2-USB側は単線ネジ止めコネクタ
今回は、これがすでに有ったから出来た投資
IC-9700
別途プリンター用USBケーブル(タイプA/タイプB)必要
ST2-USBとPCとを接続します。
これを書いた時点では、単に机上のシミュレーションです。
全く初めてのシステムをハードウェア・ソフトウェア・ユースウェア共にイメージするのはとても難しいことです。
取り敢えず、文献を読み漁り、買い揃えた機器類のマニュアルを熟読して机の上に並べてみました。
実動後にはもう少し完成度を上げたいと思います。
SatPC32でIC-9700をコントロールする
衛星通信においては、自動追尾ができると非常に便利です。
そこでAMSATお薦めの SatPC32とIC-9700の組み合わせで、まず
周波数をコントロール(ドップラーコントロール)する手順と、
SCOPEをPCで表示する手順について検証していきたいと思います。
G-5500DCとST2-USBをセットアップする
仰角・水平ローテータ(G-5500DC)をPCでコントロールするにはどうしたら良いのか、まずマニュアルを良く読んでみました。
そして、頭の中に全体イメージを構築するために自分の言葉でブログにしてみました。
但し、その2つをインターフェースするもの、つまりPCのソフトウェアで計算した軌道を、
ロータコントローラへ電圧の変化として伝える装置が必要でした。
PCからFox Delta ST2-USBを較正する
ST2-USBのキャリブレーションについての記述を
Fox Delta のサイトで見つけたので、自分なりの解釈で日本語で書いてみました。
(Thanks Brian Kay Walker / K9BKW and Fox Delta Dinesh Gajjar VU2FD)
ST2(G-5500DC接続)をSatPC32でコントロール
これまでに、ローテータ、コントローラ、そしてST2とPCへと接続して来て、それぞれにキャリブレーションを行いました。
やっと、ソフトウェアでローテータがどう動くか試せる状態になりました。
続いてSatPC32 のローテータセットアップについてシミュレーションしてみたいと思います。
これが思いどおりになれば後は、組み立て設置作業に移ることが出来ます。
最終更新日 2022.06.29
G-5500DCローテータをPCでコントロール(2)
G-5500DCを使いだしてまず思ったことは、方向や仰角を表わすメータがVUメータで実際の方向を示すものではないと言うことです。
そこで、ST2-USBのセットアップで参照させていただいたWEBに記載の合ったアプリケーションを使ってみることにしました。
衛星追尾用2mアンテナの製作(テスト編)
ISSは低高度(400km程度)なので、4エレの八木で十分に届いているのですが、
SO-50などの700km~800kmだとパワーを掛けても散ってしまってループが取れないことがしばしばです。
ましてやPO-101等のように、70cmアップリンク2mダウンリンクの運用だと相当に耳が悪い状態となり、
むやみにループを取ろうとすると迷惑になるだけです。
そこでやはり耳を良くすることはパワーを掛けずに衛星通信出来ることの必須条件と考え、アンテナを工夫してみようと思い立ちました。
衛星追尾用2mアンテナの製作(実践編)
前回のMMANA-GALによるシミュレーションの結果得られた諸元で図面を起こしてみました。
必要となる部材については別途一覧に示すとおりです。
仰角ブームより前方にエレメントを全て配して、ブームの影響も回避します。
また、Qマッチ分配器は仰角ブームへの取り付け部(リフレクターの後ろ)より後部にアンテナブームを延長する形で取り付けようと思います。
GreenCube特化型15エレ70cmクロス八木の製作
クロス八木となれば90°位相をずらして円偏波にすると言うのが常套ですが、GreenCubeは水平・垂直を切り替えた方が確実に受信できる様なので、
クロスを単に水平・垂直自動切替的にスタックしようと思い立ちました。
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