SkypeがTeamsに統合されてやったこと
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2025年5月からSkypeがTeamsに統合された。セキュリティが高まったようだが、機器の認識も厳しくなったようだ
私の場合は、Skypeでは問題なく使用してきた古い (20年ぐらい?) Logitech の Qcam 4000 という WEBカメラだ。
Teams (無料版) に切り替えた時、デバイスの選択欄には表示するものの、全く動作しない。
只、以前 Zoom (会議アプリ) ではセキュリティ上駄目という会議の時 Teams (Microsoftアカウント) を使用したがこのカメラは使えていた。
その時と異なっているのは、Windows 10 マシンか Windows 11 (TPM付き) オリジナルかであるが、それに因るものかどうかは分からない。
今回の Teams は Skype からデータ継続するために、以前使用した Teams (Microsoftアカウント) ではなく、Skype アカウントのもので用途上別物である。
仮想カメラという機能を持つアプリを使用する
種明かしを先にすると、「仮想カメラ」というビデオ出力を持つアプリケーションが、Logicool Qcam 4000 を認識出来れば(ビデオが写れば)、
その仮想カメラからその画像を出力し、Teams のデバイスに仮想カメラを設定すると Teams に映像が写ると言う仕組み。
- まず、アプリケーションをダウンロードする。
Open Broadcaster Software (OBS) Studio のインストーラがダウンロードされるのでダブルクリックしてインストールする。
- OBS の初期画面下部に「ソース」と言うペインが有る。
その下方に有る [+] ボタンを押すか、ペイン内で右ボタンクリック → [追加] で表される選択リストで
[映像キャプチャデバイス] を選択する。
- 表示されたダイアログボックスで、名前を「Teams用カメラ」などと変更しても良い。
[OK] をクリックして次の画面に・・・。
- 通常、映像キャプチャデバイスを選択しているので、何の設定変更もなく図のように画像を表示する。(図はレンズにカバーをかぶせている)
[OK] をクリックして設定を確定する。
- キャプチャした画像のサイズがディスプレイサイズとピクセル比で縮小されるので、Teams に取り込まれる時はこの全画面がビデオ画像として取り込まれ、
結果小さな映像となってしまう。
そこで、映像の赤いハンドルをつまんで全画面に拡げると、Teams のビデオ画面いっぱいに表示出来る。
- OBS Studio の画面右・下方に有る [仮想カメラ開始] をクリックしてキャプチャした画像の転送を開始する。
Teams 側で OBS Studio の仮想カメラを認識させる
- 図のようにプロファイル画像の左横にある [・・・] をクリックして [設定] を選ぶと、各種の設定メニューが表示される。
- その中から [デバイス] を選択すると [オーディオの設定][ビデオの設定] のセクションが表示される。
- カメラの選択枠に [OBS Virtual Camera] が表示されていることを確認の上、それを選択する。
- 後は OBS Studio 側でミラーリングや上下反転など詳細な設定を随時行えばOK。
=MEMO= Teamsを完全に再起動しないと新しいデバイスを認識しないので、Teams の起動アイコンをマウスで右クリックし、
[× Teames を終了する] を選択し完全に終了してから、再び起動しなければならない。
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