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JR山陽本線尾道駅~三原宿~JR山陽本線三原駅
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12.3km 20042歩/ 3時間18分
雷・雨・霰?状態は熟睡している間に過ぎ去り、残り雨状態。福山駅南口方面。
糸崎行きというのに乗る。福山駅をでて二駅も過ぎると、時折日射しも感じる状態に回復。
昨日の終点、尾道駅北口。出たところがすでに西国街道。空はどんよりだが、傘は要らないようだ。(08:57)
西方向を見る。
ちょっと先で左に折れ、山陽本線沿いに右カーブして商店街を進む。
もう一度左に折れると、踏切が有るが渡らずに線路伝いに進む。
栗原川に掛かる「
東厳通橋」を渡る。(09:08)
読み方に付いては橋の袂に「バーベキュー がんつう」というお店が有るので間違いないだろう。
さらに栗原川支流の小橋を渡って、その支流沿いに進む。
山陽線に着かず離れず進んでいくと、緩やかなS字カーブの右、山肌に沢山のお地蔵さんが祀られている(09:24)。
車道が掘り割りになっている上を通過し、「尾道市立 吉和小学校」のグランド横を過ぎると、川沿いの道との交差点に来る。
この辺りから徐々に登り坂になる。
平坦な方の道を行きたくなる分かれ道。残念ながらここは、そう高くはないが、一応峠越え。気を取り直して小股歩行。
ばっと開けた景色。西国街道の峠は尾道バイパスの陸橋である。(09:44)
陸橋を渡ってすぐに左折し、バイパス沿いに進む。
少し下ったところに有る「
西国街道 大入峠の一里塚跡」で写真を撮っていると、パラパラと流れ雨が来た。(09:48)
これも峠
故と言うことか。
途中分岐点が有るがひたすら下る方向に進む。
国道2号線尾道バイパスはいつの間にか木原道路という名前に変わっている。この下がトンネルになっていて歩道が無いので気をつけて右を歩く。(09:59)
さらにしばらく下ると山陽本線の踏切が有る。これを渡ってさらにバイパスではない国道2号線の横断歩道を渡る。
左側(南側)の歩道をちょっと行くとバス停の辺りから、歩道のような細い脇道が有るので、そちらへ進む。(10:08)
またすぐ、本当に国道の側道が迂回でもしていたかのように合流する。同じぐらいの距離側道を行く。
写真のように「三原市 木原四丁目6」の標識が塀についている所から左へ分かれる。入口向こうにはびわの実が沢山なっていた。(10:17)
ここからは、道が新しい。少し右にオフセットして・・。
突き当たると、今度は左へ直角に折れ・・・。
工場の門の前で右に折れる。このような場合、この工場が出来たとき、元々の西国街道の両側を買い取って街道自体を迂回させた、と言うことだろう。(10:21)
その後は又国道に合流することになる。
すぐ近くに横断歩道が有る。山陽本線の横に渡って、線路沿いに次の細い脇見に入る。
途中山陽本線をくぐって北へ向かう丁字路が有り、そこに地図にも「道しるべ」と記されている石碑が有る。
正面 鉢ケ峯(峰) 虚空蔵エ(へ) 一粁五〇〇米 吉和 岡田 」
左面 糸崎駅エ 三粁四四〇米」
右面 尾道駅エ 四粁五二〇米」
「観音寺奥の院鉢ヶ峰」と言う御堂がすぐそばの山(鉢ヶ峰)の中腹に有り、「
虚空蔵菩薩」が祀られているようだ。
いずれにしても、この道標は現代のものと言える。(10:28)
次に国道2号線に合流する頃には海岸線沿いとなる。
どんよりとした天気ではあるが、西瀬戸自動車道(瀬戸内しまなみ海道)の
因島大橋が見通せた。(10:31)
[広島 79km] の道路標識。広島まで行けると3分の2の達成となる。未だ未だだけどモチベーションが上がる。先ず今日を達成すること。
峠越えと同様海辺の霧雨に傘を差す。この辺りは2号線がバイパスに合流し国道185号線(旧国道2号線)となる。
「
西国街道 六本松の一里塚跡」。山陽本線沿いの街道とは少し離れたところに石碑が建てられている。
ここより東方50メートル線路内に有ったと記されている。JRが敷地内に石碑を建てたのだろう。(11:01)
一里塚跡から国道185号線を歩いたが、本当はそのまま線路伝いに行くのが正しかったかも知れない。
Map 参照
[糸崎神社前]信号を渡らず、そのまま高架となる国道横の側道を直進して、高架下をくぐった方が実際の西国街道に近いのではと思った。
途中「
神功皇后船繋之松」と言う旧蹟が有ったはずだが通り過ぎてしまった。(11:08)
他の方のブログで確認した。
再び山陽本線と並ぶ様になりすぐに、広い三叉路が有るので左折する。
道幅が狭くなっているところで右折する。(11:16)
元の車道に復帰するが、ここでは目の前の歩道を、高架の上に上がる車両用ランプウェイをくぐって、線路沿いまで渡り歩道橋で線路の向こう側へ下りる。
歩道橋が大きく写っているが、これを渡るわけではない。その向こうに見える「HOTEL AZ」の所から左へ入るのが西国街道である。(11:25)
ユンボが止まっていて通行止めの看板。近くまで行ってみたが歩行者もダメなようなので戻って、少し迂回した。
Map 参照
道幅1mも無い路地が有ったので、僅かな迂回で済んだ。西国街道に復帰したところ。(11:30)
そして国道185号線をショートカットしたように合流するのは「糸崎駅前」である。しばらく国道の歩道を歩く。
写真のような道路標識の所から左へ逸れ、住宅地を縫うように進む。(11:42)
踏切を渡り、少し行ったところに有る横断歩道を渡る。
三菱重工業の正門前で広くなってなっているので高架道路の橋脚の方に渡る。
橋脚の間の隙間をくぐって西国街道が向こう側に見える。(11:51)
コースからは少し外れるが山陽本線沿いの「浮城東通り」と呼ばれる道路の歩道には「
三原城
東惣門跡」の石碑が有る。
しばらく集落内を行くと再び浮城東通りに出る。横断歩道を渡りそのまま山陽本線の高架下へとすすむ。(11:56)
橋脚の間を通って車道へ出られるので、さらに山陽新幹線の高架もくぐり・・・、
センターラインの有る道路に出て、左側歩道を辿る。(11:58)
登録有形文化財(建造物)に指定されている「
眞田家住宅」
表門と
主屋。この奥には
奥座敷や庭など大きな敷地を有すると有る。
三原宿としての本陣跡は何を見ても記述が無く、所在が分からなかったので、ここを本陣代わりに記載した。(12:05/19226歩)
一筋丁字路を越えたところに横断歩道が有るので、それを渡ると目の前に「
伊能忠敬観測地」の石碑が有る。
この奥には「
善教寺」が有り、伊能忠敬が当時測量の拠点としていたようだ。
和久原川に架かる「
神明大橋」を渡り、再び横断歩道を渡る。
そこには「和久原川水刎」と言うものが有ると地図に記されて居るのだが、それが何か分からずパスした。
後に神明大橋を調べていて大事なことを2つ教えられた。 本陣と
水刎。
「
西国街道 三原宿本陣跡」は神明大橋から北を見て右手、東町に有り、水刎とは川に△に突き出た石垣とのこと。
交差点を西へ渡りもう一度北側に横断すると「
三原城 東大手門跡」の石碑が有る。
道路北側をそのまましばらく進み、次の横断歩道を南側へ渡って、進むと「
史跡 三原城趾」の石碑が有る。ここが本日のゴールとなる。(12:15/20042歩)
三原駅も北口は裏側と言う様子だったので、正面廻って駅舎を写した。
連絡の良い予定の電車まで1時間ほど有ったので、霧雨で湿ってしまった服も着替えてほっこりとした気分で帰路に着いた。
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