西国三十三所 第14番 長等山 園城寺(三井寺)
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近隣二ヶ寺と言うことで、午後は三井寺へと思っていたのだが、殊の外石山寺で時間を取ってしまった。昼食後2時過ぎにやっと脚を向けることが出来た。 (日が下がり写真を撮りたいところがことごとく逆光となってしまった。)
帰路はそのまま北上して(aprs電源入れ忘れ)
琵琶湖大橋経由にした。
仁王門から本堂 (金堂) へ
信号から真っ直ぐ入って来ると仁王門となるが、手前左右に大きな駐車場が有る。
三井寺と呼ぶのが普通と思っていたが、門前の石碑には「
園城寺」と記されている。
重要文化財の仁王門をくぐって境内に入ると、すぐ右手に「
釈迦堂」(重要文化財) が有る。
食堂と有るが、寺院で修行僧が食事(修行の一つ)をする場所とのこと。
手水をして階段を上がると・・・。
有名な「
三井の晩鐘」(重要文化財) と呼ばれ日本三銘鐘の鐘楼。
右手には「
金堂」(本堂・国宝)がそびえ立つが、ここは西国三十三所の御朱印を戴くところではない。
さらに階段を上がると
金堂の左横から上って行くと「
霊鐘堂」が有り、「
弁慶の引き摺り鐘」(重要文化財)として知られる。
その山手側には「
一切経蔵」と呼ばれ、
毛利輝元が1602年に山口県の
国清寺(現在の
洞春寺)から移築して寄進したと言う、
三井寺唯一の禅宗様式の建築物が有る。(案内より)
小橋を渡ると、目の前には「
三重塔」(重要文化財)。
木陰から開けたところに出ると、「
唐院」(重要文化財)と呼ばれる、最も聖域とされるエリアが有る。
奥に「
大師堂」、手前に「
灌頂堂」、
「
長日護摩堂」と、
開祖
智証大師円珍が唐から持ち帰った経典や法具を納める為に建立されたものと有る。
四脚門をくぐり階段を下りる。
西国三十三所の観音堂への道
美しい石垣に挟まれた広い通路に忽然と石橋が現れる。「
村雲橋」である。
この橋には
伝説がある様だ。
突き当たりに見えるのが札所かと、急ぎ行ってみると「
微妙寺」と言い、
十一面観音(重要文化財・平安初期)が祀られて居り「湖国十一面観音霊場」の一番札所だとのこと。
急いだのが徒となって、右手石垣の向こうに国宝が有るのを見過ごしてしまった。
森林イオンとアルファ波に包まれたような通路には、幾つか石像が据えられている。
少し開けた場所のY字路の間に、「
毘沙門堂」(重要文化財)が有る。
いよいよ西国三十三所十四番札所へ
実は三井寺には幾つか「拝観受付」が有り「
長等神社」の右横に「三井寺南別所
両願寺」
と言うところが有り、そこを入ると少し長い階段で直接この「
観音堂」に来られるようだ。
車のナビに十四番札所を入力して、その通り来たら長等神社で案内を終了された。道が狭いので慌てて記憶で仁王門に向かったのだが・、ナビは正しかった。
いよいよ向こうに見える最後の階段を上がる。
手水舎
鐘楼 百体観音堂
観月舞台からの眺め
観音堂
如意輪観音(重要文化財:平安時代)が祀られて居り、西国三十三所十四番札所となっている。
駐車場への帰り道
西国四十九薬師霊場 第四十八番「
水観寺」と言い、総本山園城寺(三井寺)の五別所寺院の一つとして、
1040年創建されたと
当寺のホームページに有る。
実は三井寺には御朱印が戴ける霊場がこんなに存在する。
少し日焼けして帰路に着いた。
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