西国三十三所 第12番 岩間山 正法寺(岩間寺)
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標高450メートルの岩間山山頂付近に建つ岩間寺は、静かでゆったりとリフレッシュできるお寺でした。丁度同じくらいの高さ(西方)に昨日行った醍醐寺の上醍醐が有り、その醍醐山、笠取山を越え、こちらの岩間山まで歩く方も居られるようである。(上醍醐まで6キロと書いてあったが直線距離か?)
滋賀県内最初の札所である。一般道で1時間ちょっと。
先ず出迎えてくれるのは?
駐車場は参道入口すぐ横の第1駐車場と少し手前のカーブに第2駐車場が有った。数台しか車は無くゆっくり出来そうである。
駐車場脇には西国第十二番札所石碑が有る。
また、参道の入口には巨大な樅の木が有り、「
迎え樅」と言われているようで、樹齢は200年ほどらしい。
何故かこの傘の下にいつまでも居たくなるようなご神木である。
少し参道を下ると、右側に「
ぼけ封じ観音」と称される
十楽観音が有る。
足下にはぼけ封じ観音、近畿10ヶ寺の砂が収められた
佛足石が有り、
これを踏んでお参りをするとご
利益が有ると案内されている。一際念入りにお参りした。
(ぼけ封じ観音四番札所 岩間山 正法寺)
参道の向かい側には「
白姫龍神」と記された石碑と石のご神体が有る。
白山比咩とも書かれており、白山市に白山比咩神社が有るようだが、そちらは
伊邪那岐、
伊邪那美(伊弉冉)が祀られている。
こちらの案内板に記されている「
白山妙理大権現は白山信仰と修験道が融合した神仏習合の神である」
とgeminiは答えた。想像が膨らむ。
兎も角、この白姫龍神を
崇めると美女になると案内されているので、女性陣は余念が無い。
2体の仁王様の間を抜けるとすぐ本堂なのだが、少し遠回りをする。
仁王像を拝んだら別ルートを迂回
山の南斜面を下ると災難除けの「
大雷神像」が有り、湧き水が流れ出している。
雷神爪堀湧泉と言い、奈良時代722年の開山以来1300年に渡って湧き続けているらしい。
雷神が自身の爪で岩を掘った経緯は別途案内板に詳しく記されてる。
祠の横には石碑が有り、「
わきいづる 岩間の水は い津までも つきせぬ法の み佛の影」と刻まれている。
=MEMO= 検索を試みたが見つからないので、ChatGPTに聞いてみた。
元の参道に戻って・・・
仁王様の少し先へ登って来ると左手に「
大師堂」が有る。
当山開祖
泰澄大師が祀られている。
*太子堂は[たいしどう]と読み、大師堂は[だいしどう]と濁って読む。太子は勿論、聖徳太子。大師は仏様や徳の高い僧侶に対する尊称
その前には
大銀杏の木が有り、
火伏の銀杏