西国三十三所ドライブ 第十番 明星山 三室戸寺
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三室戸寺と言えば紫陽花と記されているのを多く見かけるが紅葉も素晴らしいだろうと出かけることにした。山紅葉も堪能できるのではと瀬田川~宇治川沿いを辿って行くことにした。
何十年も行っていなかった
平等院へ立ち寄ってから山道(ターマック)を三室戸寺へ
なだらかな参道を行く
山門に至る間も右手一体におびただしい数の「あじさい」と「つつじ」がまるで茶畑のように茂っている。
その季節なら素晴らしい彩りで出迎えてくれるのだろう。
山門をくぐると庭園への入口が有り、谷(滋賀谷と言うらしい)の方へと続いている。帰りにゆっくり見ることにする。
60段の石段を上って山腹へ
少し急な60段の石段を上り広々とした山腹へ出ると、
本堂、
阿弥陀堂、
鐘楼、
三重塔などが建ち並んでいる。
七月・八月ならば境内が蓮でいっぱいになっていただろう。鉢植えの鉢だけではあったが容易に想像できた。
すぐ左手に御朱印所が有ったので早速戴いてゆっくり見て回ることにした。
本堂前右手に牛の石像が有り、お賽銭を奉じて口の中にある石玉に触れると御利益が有るらしい。
又反対側にはウサギの石像が有り同様の記述が有る。何やらオードリー・ヘップバーンが頭に浮かんだ。
三重塔は江戸中期に高蔵寺(兵庫県三日月町)から移築されたと別の案内パンフレットに書いてあった。
秋によく似合う佇まいであった。
さてぼちぼち庭園へ下りようかと、最後に石段近くにある「
宇賀神」にお参り。
耳に触ると
福が来る。
髭を撫でると
健康長寿。
尻尾をさすると
金運が授かる・・そうである。
因みに、この宇賀神が「
狛蛇」、本堂前に居るのが「
狛兎」
と「
狛牛」らしい。
また、この辺りがかつては宇治の中心で、現在の住所も
莵道滋賀谷という。
莵(兎:うさぎ)の道(
路)が訛って宇治(うじ)になったらしい。
庭園を散策する
広い庭園(5000坪)は枯山水、池泉で風情が有り、花の季節には
紫陽花、ツツジ、
蓮で華やかに迎えてくれる。
その季節にも近いので来てみたい。
そう言えば、「
源氏物語」
宇治十帖ゆかり「
浮舟」の古蹟も有ると、
案内に書いてあったのだが、余りにのんびりしてしまって見過ごしてしまった。
西国三十三所ではないけれど・・・
折角、宇治へ来たのだからと「
光る君へ」でも有名になった「
平等院」へ・・・。
実は先に平等院へ立ち寄ってから山道を三室戸寺へ向かったのであった。
南門から入ると先ず、平等院鳳凰堂の裏手へ出る。何やら補修作業中であった。
余り写らないようにしているが、周りは外国語が入り交じって砂埃が立つほど。
一通りぐるっと廻って中央の写真を撮っている後ろの階段を上がると鐘楼のそばを通って出口となる。
ちょうど良い時間なので筋向かいの食堂で腹ごしらえ。
少し、来た道を戻って
天ヶ瀬ダムのすぐ下流を渡り、ちょっとした峠を越えて三室戸寺へ。すぐ近くだった。
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