Day After Day
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PstRotatorによる衛星追尾設定

11月
14
2022
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NASAのArtemis-1の打ち上げも間もなくになりました(16日)。電波が受信できるかは分かりませんが、一応軌道追尾しようとしたらSatPC32の軌道は何やら無茶苦茶な事になっていました。そこで PstRotator の追尾機能を試してみることにしました。

IC-9700 ノーマルモードでSPLIT運用しているところ。周波数方位・仰角とも追尾している。

衛星登録



PstRotatorを立ち上げたらメニューの[DSN] → [Setup]と進み、空いている行に衛星名やデータを登録します。

衛星データはSatNOGS DBのタイトル下にある検索フィールドから、衛星名で検索できます。 また、目的の衛星用ページでメニュー[Transmitters]をクリックすると送信機ごとのモードや周波数が記載されています。

現在LO(Hz)には何を登録するのか分かっていません。



[Save Settings]をクリックして登録を完了します。

OmniRigのインストールと設定


  1. 先ずOmniRigAfreet Software, Inc.からダウンロードします。

  2. インストールが終わったら[スタートメニュー]の[すべてのアプリ]から起動してください。
  3. 又は、PstRotatorのDSNのダイアログ内で[Use OmniRig]にチェックした上で[Configure]をクリックしても立ち上がります。

    ・PortはUSBシリアルポート(2つ有ります)のCI-Vを充てがった側のCOMポートです。
    ・Baud rateはCI-Vの設定をしたときのボーレートに合わせます。
    ・後は図のとおり設定します。

  4. PstRotatorのメニューバーからDSNを選択し、衛星名(ここではOMOTENASHI)をクリックすると、 インターネット経由で位置情報が取得されて表示されます。

  5. [Use OmniRig]をチェックすると無線機との接続状況が表示され、周波数が無線機と一致するればドップラーコントロールは出来ていることになります。

  6. 又、Azimuthの値とElevationの値とが、PstRotatorの方位と仰角を制御できていれば完了です。
  7. 最上部画像を参照してください。


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