お気に入り台所用品を直して使う
最近はと言うよりもう随分と長く、こうしたプラスティック製の台所用品がほとんど。 でも、使いやすいものは何年経っても使い続けたいものだ。
この木製の「おろし削り器」もう40年近くも我が家の台所にある。それが最近壊れたので直して欲しいと言う。
あらためて見てみると良くできている。鉋(かんな)のような刃の下に差し込む板の先端、裏表4箇所がそれぞれ違った構造になっていて、 1.フラットな刃の無いもの「皮むき千枚おろし」、2.目の最も細かいもの「ケンツマ削り」、3.中くらいのもの「おなますおろし」、 4.最も間隔の広いもの「切りぼし削り」と書いてある。さらに驚きは最上部にある△型の刃。私は引っかけるためのものかと思ったら、 5.「花形切り」と書いてあった。これ一つで5通り、片付きも良いのだそうだ。昭和の職人の技ありである。
壊れていたのは、刃板を差し込んだ後のロック用フックが取れて無くなり、上部の釘打ちまで外れていたのだった。
釘はステンレスで錆びていなかったが抜け癖が付いていたため、ステンレス製のねじ釘で補強。無くなっていたフックはアルミ板(1mm厚)で作成して、 同じくねじ釘に替えて頑丈にした。
ついでにってことで、前から柄が取れていた「柄杓:ひしゃく」(柄がないから杓[しゃく]か?)も、その辺の木くずを使って直した。 刀を柄(つか)に固定する方法で、串カツの串(竹:太め)を二箇所打ち込む。これでは力が掛かると柄が割れるのでステンレスの針金を、装飾を兼ねて巻いた。
些細なことだが、何故か心が満足した一日であった。
自転車の説明書を探して、見た見たらこんな事が書いてありました。
この自転車の設計上で想定した標準体重は65Kgです。
官僚が作った永田町文学みたい?
何が言いたいのだろうか?
65Kgを超えた方が乗車して、その体重が要因となった故障や事故については一切の責任はとれませんって事かな?この方がスッキリする。
メーカーの文章だと・・・
あなたは、65Kgを超えているので想定外ですって事に・・・
気を使い過ぎるとかえって変になる例かも
NTP
削り節器の引出を開けると鰹節が入っていて、その削りたてをご飯にのせて醤油を少々。ってのもありましたね。蕎麦打ちは次の課題として、そのそばつゆでスーパーの蕎麦が何処までおいしくいただけるか・・・?!というのも有りでは?
NTPさんコメント有り難うございます。
子供のころ小遣い稼ぎに削り節器を使って固い鰹節を削った思い出があります。削る時の音、鰹節の香りは覚えていましす。
まだ、実家にあるのかな?小田原に明治26年創業のに老舗の削り節のお店があります。それを買ってきて、削り節器で削って、そばつゆでも作って、ざるそばでもしますか?ここまでこだわると、そばはどうしようか???スーパーという訳にはいかなくなる・・・
NTP