今日は、目詰まりのチェック漏れなど些細なことに思える大ミスを犯すことになる。(後日の結果を踏まえて・・・)
- 加速しないことと加速操作時のみ燃料が漏れることを、加速ノズルの噴射料が少ない、つまり穴が小さい、したがって圧力が逆作用して燃料漏れを起こしている、と考え二つを関連づけてしまった。
- 結果図のように、少し真鍮の金属粉が確認出来るまでと穴を広げてしまった。
しかし、燃料漏れは解消しなかったのである。つまり、燃料漏れはあくまでシールの不良であり別問題であった。
- シールを外そうとしたら、いとも簡単にポキッと折れてしまった。予備にもう一台買っていたキャブレターから外して付けるしかない。ここで前に「職人」欄で紹介した奥野モータースの奥野さんから「お湯につけると外しやすいよ」とアドバイスをもらった。
- 組み上げてみると、燃料漏れは解消。ただし、加速はスムーズではない。
3000回転異常では全く問題なく加速する。発進するときストールする。さらに2000回転くらいまで落ちたスピードから加速しようとすると、ガクガクガクとなり一段落とさねばならない。