L250S SilkRoad用キャブレターのオーバーホール2
先週の現象を踏まえて、まず加速の時、燃料が濃くならない。つまり、加速ポンプ関連の詳細をチェックし直そうと思う。
- フロートチャンバーは開けず、加速ポンプのみオーバーホール
よく見るとダイヤフラムの円周上に2個有る穴の内ひとつが塞がってしまっている。左写真の下側の穴であるがこれが塞がっているとフロートチャンバーからダイヤフラムの下側に燃料が供給されない。 - 写真中のように、かちかちになっていた燃料の固まりと思しきものを丸やすりで削り出すようにして穴開けした。
- ここでもう少し念入りに経路をチェックすべきであったのだが、これで大丈夫と勢い組んでしまった。
- 右写真は、実車に取り付けてみて事態がより悪くなっているのを確認。がっかりして取り外したところである。加速しないだけでなく、ポンプが押されたとき以前より激しく燃料が吹き出す。
場所は、フロートチャンバーの接合面、加速ポンプロッドのブーツ下あたりから右へ、中程までがポンピングに合わせて浮き上がるように吹き出す。
又来週まで、頭の中でシミュレーションをしながら考えてみよう。