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~長久保宿~岩村田宿

2008年5月5日(39854歩/8時間28分)



  昨日の終了地点、橋のたもとまでやって来た(左・左写真=昨日この橋を左から渡ってきた)。
  7時40分出発。大門街道(国道152号線)をまっすぐ国道142号線の信号に向かっていく(左・右写真)。

  信号(大和橋)を渡って右折し142号線の左側道(歩道は無い)に入る。=すぐ左に入るため=
  コンビニ「Daily」が見えてくるので、その裏手を迂回するように左に入る(右・左写真)。
  田畑の中を行くとすぐに元の国道に復帰する(右・右写真)。

  しばらく行くと松本方面の152号線と佐久方面の142号線に分かれる(左・左写真=標識ははめ込み)。 交差点手前で右側に移った方が歩きやすい。
  少しスロープを上っていくと142号線から旧中山道に入る信号がある(左・右写真)ので左へ進む。

  いよいよ長久保宿に入る。宿場町は横町と竪町に分かれL字に折れている。 横町の掛かりに脇道があって、ちょっと迷うが右手直進である(右・左写真)。
  街道を進んでいくと、火の見櫓のある三叉路へ来るが、ここでL字に右折して竪町に入る。

  「笠取峠」に向けての登り坂となるが、すぐに「長久保宿本陣」の前に来る(左・左写真)。(3581歩/8時23分)
  さらに登り坂が角度を増した辺りに「松尾神社」がある(左・右写真)。 「どっかで聞いた名前やな」と思ったら京都の松尾大社(元は松尾神社と称した)と関係が深いらしい。   旧街道にこだわる人はこの神社の鳥居をくぐって境内を通る。

  左に本殿を見て、前方にある小さな祠の右を抜け、旧国道の石垣に沿って上る(右・左写真)。
  旧国道に上がってすぐに、まっすぐに行く脇道(右・右写真)があるが、ここはアスファルト道を蛇行しながら上る。

  しばらくすると、右手から前方へと車の行き交う142号線に合流する(左・左写真)。
  直線に上っていく国道の左側道をしばらく行くと、中山道(旧国道)と国道が左右に分かれる(左・右写真)。

  旧国道の中山道が大きく右カーブする辺りに小さな[中山道原道] の案内板が立っている(右・左写真=案内板拡大はめ込み)。当然行ってみる。
  2、30m入ったところで、行き止まりかと思われる突き当たりに来る(右・右写真)。 写真上部の明るく光の差しているところに駆け上がってみると、ほっとするような源道があった(下・左写真)。

  ここから先、峠までは、蛇行する旧国道をショートカットするようにほぼまっすぐ旧街道(源道)が続いている。
  すぐに、ガードレールの切れ目に上りつく(左・右写真)。旧国道を左へとりしばらくアスファルト道を行く。

  T字路に来るので、左へ折れる(右・左写真)。
  またすぐ旧国道が左カーブする辺りに、[中山道原道]の看板が有るので、右手へ入る(右・右写真)。
  左から旧国道、右から国道142号線が直角に合流する交差点に、 ちょうど斜めからにょきっと顔を出すように中山道が交わる(下・左写真)。

  ここから142号線を上がっていくと立派な「笠取峠」の石碑がある。
  もう少し上がった、最も高くなった辺りに「旧中山道 笠取峠」の碑が立っている(左・右写真)。 昔の峠はもう7mほど高いところであったらしい。

  国道の長~い坂を下っていくと、左へ緩やかに上っていく道が有る。これは中山道ではない(右・左写真)。
  そのちょっと先に松並木が見える。「笠取峠松並木」という標識が上がっており、歴史を感じる風情である。

  国道を横切り、公園のようによく整備された中山道へ進む(左・左写真)。 国道がS字にカーブしていて車の見通しが悪く、注意が必要である。
  松と桜のコントラストを楽しみながらゆったりと歩いていくと、ちょっと複雑な交差点へ来る(左・右写真)。 ここは、右手、国道142号線方向へ下っていく。

  その国道との交差点(右・左写真)。横断歩道は有るが信号はない。車がかなりのスピードで下ってくる。 注意して渡り、向こうに見える集落へと向かう。
  集落入り口の三叉路(右・右写真)。ここから芦田宿である。

  信号を一つ越えてすぐに「芦田宿本陣」が左側にある(左・左写真)。(12303歩/10時10分)
  大きく右に、交差点を越えて大きく左へとS字に町並みを進み宿場を出る。 しばらく田園風景の中を進み、小高い起伏を越えたところにゴルフ場入口の大きな案内が見えてくる(左・右写真)。 この前を左に入っていくと、「茂田井宿」を眼下に見渡せる。

  久しぶりに宿場らしい町並みを堪能しながら、外れの坂道を上り詰めると、元の車道に合流する(右・左写真)。
  もう少し、丘を登っていく。途中国道へ出る脇道が有るが、まっすぐ上って右へカーブし、下っていく(右・右写真)。

  下り坂の途中、国道が左側を走っているが、平行して下りきったところで国道のガード下をくぐって行く(左・左写真)。
  ぐるっと右回りに坂を上って小山を回り込んだ辺りから「望月宿」を眼下にして下る。 続けて2つ3つ交差点があり、この信号(御桐谷)で右が役所など町としての中心、左直進が宿場の中心である(左・右写真)。

  信号からすぐ、右へカーブして下り坂になっている所がある(右・左写真)。 ちょっと分かり難いが、集落の中へ入っていく細い道が旧中山道である。
  徐々に右へとりつつ下り、元の道に合流する。

  緩やかな坂を上っていくと、歴史民俗資料館や旅館山城屋などが立ち並ぶ一角に「望月宿本陣跡」がある(左・左写真)。 (19711歩/11時30分)
  右にカーブしながら急坂を上ると、後100mほどで国道へT字に当たるという所に左へ入る中山道の道標が有る(左・右写真)。



  道標から右前方を見ると食事処が有ったので昼食をとることにした(11時40分~12時17分)。 ざるそばとおすすめそばシュウマイ。なかなか美味い(右・左写真)。
  人心地ついて出発。坂を下って鹿曲川を渡ると、斜めに集落の一角に入り(右・右写真)、 路地のような急坂を上っていく。

  車道と合流して(左・左写真)、次の左ヘアピンカーブの頂点付近から蛇行をショートカットするようにまっすぐ上る(左・右写真)。
  もう少しで車道へ出るというところで、コンクリートを敷いた左と、草だらけの右とに分かれている。
(下・左写真=左から振り返っている)

  上の車道を写真奥へ進むのであるが、ちょっと先に先ほどの草だらけの道が中山道との表示があった(右・左写真)。
  くねくねと丘程度の山の中を進むと下り坂の向こうを180度右へカーブして街道は続く。 カーブの途中に三叉路が有るが、道なりに右へとる(右・右写真)。

  しばらく行くと、国道142号線に直行する(左・左写真)ので左折する。
  長い坂を下り切ると、布施交差点の信号がある(左・右写真)。 左側横断歩道を渡って4、5m左へ上がったところにガードレールの切れ目が有り(写真黄矢印)、そこから旧道に入る。

  古い町並みを抜けると、又国道の信号(百沢東)が見えてくる。ここで国道が142号線とバイパスに分かれている(右・左写真)。 バイパスの横断歩道を渡って、142号線の左側道に入る。(ガソリンスタンドがある方向)
  ゆったりとした坂を上がりきると「道の駅ほっとぱ~く浅科2.5Km」の標識がある。この下を左へ下りる(右・右写真)。

  ここ(上:標識)から400mほど行った所を右に折れ(道標有り)宿場(142号線八幡西信号から入ってきた県道)に合流する。 実は急に降り出した雨にあわてて、県道と平行に、ここを直進してしまった。
  ともかく少し戻って「八幡宿本陣跡」へ(左・左写真)。(27095歩/13時45分)。


  県道をどんどん行くと町の外れで右にカーブし、緩やかなスロープを上がっていく。 道路が水平になり、急に下りになるところでちょっと車道から外れる(上・右写真)。
  まっすぐに下って歩道橋のところで又県道に出る(右・左写真)。
  しばらく下っていくと、千曲川に架かる中津橋(歩道橋有り)を渡る。もう塩名田である。

  渡りきったところの階段を右に下りて、今来た橋の下をくぐる(左・左写真)。
  車道用のトンネルをくぐり抜けたところが、昔の、船を連ねて板を張った浮き橋のたもとである。 実際に船をつないだ、穴の開いた岩が残っている(左・右写真)。

  川を離れ宿場町に入ると急な坂となり、県道と合流する(右・左写真)。
  本陣跡が見つからず、「塩名田宿」のほぼ中心で歩数を計った。(31537歩/14時37分)
  町外れの信号で五叉路になっているので進行方向右脇の細い道に入る(右・右写真)。 すぐに、Y字路があるが右手にとる。

  登り坂を、上りきるちょっと手前に塚原集落へ入る旧街道が有る(左・左写真=右側スロープ)。 左側の森は駒形神社であるがスロープを上りきった頃やっとそれと分かる。
  集落出口(左・右写真)。元の道に戻る。
  広々とした景色の一本道を進む。

  平塚集落を過ぎた辺りだったか忽然とトンネルだけが出来ていた(右・左写真)。 横を見ると盛り土がされていて、高速道路のようである。これから通る人はこのトンネルをくぐることになる。
  いくつか交差点があるが迷わず直進する。その内4車線の交通量の多い道路と交差する(右手前角にレストラン「味の民芸」有り)。
  この信号を渡って100m足らずで、「相生の松」である(上・右写真)。 道なりに左へ曲がり「浅間総合病院」の前を通って進んでいくとJR小梅線の踏切を渡る(左・左写真)。
  さらに少し行くと、「相生町」の交差点が有るので左折する。
  そこから「岩村田本町」を越えて、次の「岩村田」交差点が本日の終点である(右・左写真=翌朝写真)。(39854歩/16時8分)
  この信号から一筋東を少し右に入ったところが本日の宿「佐久ホテル」さんである(右・右写真=翌朝写真)。
  ゆったりと温泉につかり、久しぶりの鯉料理を堪能した。

長野県佐久市岩村田中山道今宿553番地  0267-67-3003
http://www.sakusaku.co.jp


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