2月 12 2011

地デジ対策大失敗(ちょっとしたミスさ)編

UHF Antena

 今まで、BS以外(つまり地デジとアナログ)は共用施設に頼っており、地デジ対策はこれでOKと思っていた。ある日、突然その共用施設を運用しているビルのオーナーから、「地デジになって施設は不要となるので撤去します。各自アンテナ視聴に切り替えて下さい。」と書簡が来た。2階の部屋だけはUHFアンテナをベランダにつけて地デジ化出来ていたので、それを分配器で一階へ下ろし、一階でもう一回分配器で二部屋に分けることにした。

CS Antema

 UHFアンテナは今まで2階で快適に映っているので、ベランダに物干し竿を立てたそのままで行くことにする。
 左の分配器はBS用、前に一階の一台に直結するために2分配した。今日はこれも1階でもう2分配する。
 右が今日取り付けた分配器。2階の部屋に入っていたのをちょっとたぐり寄せて間に入れた。これで分配器のINにUHFアンテナOUT1に2階のテレビ、OUT2に1階へ行くケーブルと整った。

分配器

 さて、怖い2階の屋根からはおさらばして、1階部分の工事。ベランダ同様、左がBS、右が地デジの分配器。BSに関しては既存線をブチッと切って2分配(2台のテレビ)に。地デジはどちらも共用ケーブルに代わり、新設となる。
 このように、2階で2分配、1階でも2分配というのは信号が減衰するのでお薦めできないとお店の店員さんは言っていた。最悪はブースターを入れればOKですが・・・。とのことだったので一か八か大丈夫と言い聞かせてやってみた。

同軸コネクタケーブル

 さていよいよ部屋の中での作業。F型プラグというもので2台分を末端処理する。余りケーブルが長いようなら切った方がよい。金属のは元々ケーブルに付いていたのでそのまま使用。これで接続すれば映るはずである。
 ではとスイッチオン。あれえらいノイズ・・・、画像がガクガク。差し込み不良だった。よしきれいに映ったぞと思いチャンネルを切り替えてみるとNHKとびわこ放送しか映らない。ゆっくり考えた結果、もう一度オートチャネルスキャンをさせてみたところ、すべてのチャンネルが映るようになった。つまり、共用アンテナは比叡山を向いており、当家のアンテナはそちらが邪魔なので反対の方向の送信アンテナを向いていたのであった。

 で、何が失敗かという話。今回はもうお分かりのようにBSと地デジを別物として2系統のケーブルを引いている。アンテナ直下でBSと地デジの電波をミキシングして、すべてを1系統(既存のBSケーブルを使用)にして各テレビの差し込み手前でセパレータで分ければすっきりしたと言うことである。でも、まっ何かあったときに備えて二重化したと思って納得しておこう。

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