L250S SilkRoad用キャブレターのオーバーホール6
加速ノズルの交換は不可能なので、もう一台残っている最も程度の悪いボディーを、再生してみる
ことにした。 →
ことにした。 →
まず中央図のようなボディーのみにする。
ニードルジェットやアイドルアジャスタ、ボディ側部のダイヤフラムカバーなどすべて外す。フロート室下側は現行のものをそのまま付け替えることにする。
ニードルジェットやアイドルアジャスタ、ボディ側部のダイヤフラムカバーなどすべて外す。フロート室下側は現行のものをそのまま付け替えることにする。
右図のフロートチャンバーが最も始末におえず、岩塩のようなものがびっしり付着して、少々アルミの地金も浸食している風である。目詰まりを起こさないよう気をつけて、根気よく磨いていく。細いマイナスドライバー様のものと真鍮のワイヤブラシを使った。
細い穴を通すのに何か無いかと考えたのだが、最高のものを見つけた。ギターの弦である。 これは役立った。
この作業でかなりキャブの構造が分かってきた。スロットルを閉めているとき(アイドリング)はAの部分の負圧が大きく最上図のスプリングが最も圧縮
この作業でかなりキャブの構造が分かってきた。スロットルを閉めているとき(アイドリング)はAの部分の負圧が大きく最上図のスプリングが最も圧縮
外回りは、オイル汚れを灯油の入った入れ物に付けながらブラッシングした。
そこそこ清掃が済んだら、細かなノズルやホールの導通を確認しながら、ブレーキクリーナ(オイルクリーナ)で穴掃除をする。
そこそこ清掃が済んだら、細かなノズルやホールの導通を確認しながら、ブレーキクリーナ(オイルクリーナ)で穴掃除をする。
されており,開けた瞬間は加速ポンプよりこちらの方が効いているようだ。
アイドリング時Dから吹き出すガスの量は、D’に内部でつながっていることによってアジャストされる。
アイドリング時Dから吹き出すガスの量は、D’に内部でつながっていることによってアジャストされる。
さて、初回一所懸命磨いたボディーからすべての部品を外し、今まで経験したノウハウを生かして今回のボディーに組み付ける。
写真で見てもちょっと光沢に欠けるが、機能面に関する部分の掃除は最大限行った。あっという間に晩秋の一日は経ってしまった。次週を楽しみに・・・又、どんなハプニングが起きるやら。
写真で見てもちょっと光沢に欠けるが、機能面に関する部分の掃除は最大限行った。あっという間に晩秋の一日は経ってしまった。次週を楽しみに・・・又、どんなハプニングが起きるやら。